1 目的
遅れている県内の観光二次交通を整備し、観光客の受入体制を向上させることにより、本県の観光振興を促進する。
(急がれる次の試験運行を行う)
・鳥取空港−鳥取砂丘間の二次交通の試験運行
→関東で鳥取といえば砂丘であるが、空港から砂丘への直通交通手段がないことは売込をする上で問題(観光プロモーター)
→砂丘には、出張で来た人などが空いた時間に来ている姿もあり、需要はあると思われる(砂丘関係者)
2 事業内容
(1)鳥取空港−鳥取砂丘間の二次交通整備(試験運行)
鳥取空港と鳥取砂丘の間に定時・定額(一人当たり)の乗り合いタクシーを走らせるに当たり、運行経費の一部と広報経費について支援する。
■乗り合いジャンボタクシーの運行内容
・実施主体
鳥取ハイヤー共同組合
・乗車人数
9人/1台
・運行期間
平成21年8月1日〜平成22年1月3日
・運行日
土日・祝日(冬休み期間中は毎日)
・運行回数等
鳥取空港発
1運行(2便に併せた運行)
鳥取砂丘発
2運行(3便・4便に併せ運行)
※1運行当たり1台
・運賃
500円/1人
※鳥取空港を起点としたその他のタクシーメニューについても民間事業者側で別途検討される予定
・主要観光地をめぐる定額のタクシー運行メニュー
・主要目的地までの定額タクシー運行メニュー
3 補助金額等
(1)運行支援
■補助金の考え方
売上げ実績額と最低運行必要額との差額について支援
(但し、相差の1/2が上限)
〔最低運行必要額〕
(500円×6人)×58日×1台×3運行=522,000円 ・・・・・・・・・・・(ア)
〔想定売上げ経費〕
(500円×3人)×58日×1台×3運行=261,000円・・・・・・・・・(イ)
■支援額
(ア)−(イ)=261,000円(限度額)
(2)広報宣伝経費の支援
■補助金の考え方
飛行機乗客に対する周知が利用ひいては路線の維持を図る上で重要であり、当初は必要な広報経費について全額支援
※民間独自の二次交通に係る取組メニューの広報も対象
■補助対象経費
チラシ作成、広報看板等作成、タクシーのペイント等
■支援額
700千円(補助率10/10)
※本年度は、試験運行であり、県が補助額の全額を負担
4 地元との連携について
来年度の運行に向けて、地元関係者(鳥取市、市観光協会、砂丘関係者等)と連絡協議会を設置し、効果的な運行のあり方や地元関係者の負担について、本年度の運行実績等を勘案しながら、連絡協議会の場で検討していく。