1 課長査定結果「0」
広告掲載やテレビ放送など1回限りの発信では、継続的な誘客や長期的なネットワーク形成に繋がらないと考えますので、より持続的な方法を検討してください。
2 情報発信の概要とねらい
情報発信
の時期 | 広報媒体 | 概 要 | ねらい |
H21.9月上旬 | (1)歴史・文化系雑誌等への広告掲載
(約564,000部) | 全国の万葉集や大伴家持に興味を持っている方を対象に、事業周知を図る。 | まずは、全国に向けての情報発信が必要。歴史に興味のある方にねらいを絞り、効果的な集客を行う。 |
H21.9月
5日予定 | (2)出前授業「万葉未来塾」特別版の開催 | 広く県民に万葉集及び大伴家持に対する関心を持っていいただくとともに、県内におけるフェスティバル開催の機運を盛り上げる。 | 約1か月前にプレイベントとして実施することで、フェスティバル開催に向けた機運の盛り上げを図る。 |
H21.10月 17〜18日 | 全国万葉フェスティバルin鳥取開催 |
H21.10月中旬以降 | (3)テレビ番組の制作と放映 | 『全国万葉フェスティバルin鳥取』を素材としたテレビ番組を制作し、鳥取・島根両県をはじめ民放BSによる全国ネット放送を行う。
また、制作した番組は、県内公立施設等で放映する。 | フェスティバル直後の時宜をとらえた放映と、県民等が任意に番組を見ることができる機会を提供することで、万葉集・大伴家持と鳥取県との「縁」を県内はもちろん全国に情報発信する。
→今後、万葉集の故地として、全国から継続的な誘客を見込むことが可能 |
○持続的な情報発信の検討
(1)万葉集や大伴家持をツールとした県外本部からの情報発信により、都市圏及びその周辺において認知度を上げることが可能
(2)鳥取と大伴家持が赴任した全国各地のゆかりの地(奈良市、富山県高岡市等)との交流・連携を深めていくことを検討
(3)中西講師による「万葉未来塾」は、平成15年度から開催され、これまでに全国の小中学校52校を訪問している。中西講師とのパイプを持つことで、今後、万葉浪漫の故地・鳥取を全国に広めることが可能
(3)マスコミへの情報提供により、番組等で取り上げていただくことを働きかける。
3 事業目的
因幡国庁で大伴家持が万葉集最後の歌を詠んでから1250年を迎えるのを記念し、大伴家持顕彰実行委員会が主催する「全国万葉フェスティバルin鳥取」について、新たに「万葉集と大伴家持の故地・鳥取」の魅力を全国に向けて強力に情報発信する事業及びフェスティバル開催機運醸成につながる事業を実施する。(2009鳥取因幡の祭典の一環事業)
4 事業内容及び経費
【情報発信】
(1)歴史・文芸系雑誌への広告掲載による情報発信
2,039千円
■ 想定誌:「歴史街道」「歴史読本」「俳句」「短歌」「俳句研究」等
■ 広告デザイン・掲載委託 (1,859千円)
■ プロポーザル謝金 (180千円)
→ 広告代理店対象のプロポーザル(提案)型入札とする。
* 万葉集に興味関心を持つ層が購読する歴史・文芸系雑誌を中心に、開催告知広告を掲載し、県外からの集客につなげる。
【機運醸成】
(2)出前授業「万葉みらい塾」特別版の開催
500千円
■ 9月5日(土)に鳥取市国府町中央公民館で開催予定。 「万葉大好き先生」中西進氏(奈良県立万葉文化館長)が主催する学校対象の出前授業「万葉みらい塾」の特別版を、フェスティバルのプレイベントとして開催し、本番に向けた機運醸成に
【情報発信・機会提供・今後の誘客】
(3)テレビ番組制作及び全国放送による情報発信
4,680千円
■ 30分番組制作委託 (2,500千円)
■ 民放BSデジタル局(BS日テレ、BSフジ等)での全国ネット放送委託[土日の午後] (2,000千円)
■ プロポーザル謝金 (180千円)
→ テレビ局対象のプロポーザル(提案)型入札とする。
* 万葉浪漫の故地・鳥取への誘客につなげるため、大伴家持と鳥取の縁や「万葉フェスティバルin鳥取」開催を素材としたテレビ番組(30分)を制作し、全国ネットで放送する。
また、制作した番組については、県民等が任意に見ることができる機会(県内公共施設等への備付け等)を設ける。
5 参考
「全国万葉フェスティバルin鳥取」の概要
(1)開催日時
平成21年10月17日(土)〜18日(日)
(2)開催場所
鳥取市国府町中央公民館大ホールほか
(3)実施主体
大伴家持顕彰実行委員会(旧国府町民主体)
(4)事業費
7,400千円
鳥取市
3,400千円
鳥取県
3,000千円
参加料等
1,000千円