1 事業概要
赤ちゃんとその保護者と小・中・高校生とのふれあい事業である「心のふれあいプロジェクト」の指導者及びコーディネーターの養成と、積極的に事業を進めている市町村や学校の実践発表、パネルディスカッションなどを行うフォーラムの開催をNPOに委託実施することにより、「心のふれあいプロジェクト」の効果を啓発し、更なる普及を図る。
2 課長計上内容
(1)企画運営会議・打ち合わせ会の開催 36千円
○企画運営会議
年間計画策定および実行に関する会議 年6回予定
○打ち合わせ会
指導者養成講座開催にあたっての講師や開催地との具体的な打ち合わせ 開催地ごとに1・2回程度開催(随時)
(2)指導者・コーディネーター養成講座の開催 750千円
【養成講座の実施内容】
・受講希望者の募集:各市町村や小中高等学校にチラシを配布し受講希望者を募集する。
・養成講座スタッフ
講師1名(大学教授・小児科医・子育て専門家・保健師など)
コーディネーター(グループごとのふれあいタイムの補佐)3・4名
3 追加要求内容
心のふれあいプロジェクトフォーラムの開催 500千円
○目的
赤ちゃんとその保護者と小・中・高校生とのふれあい事業である「心のふれあいプロジェクト」は、県内を出て石川県や三重県に普及している状況の中、県内ではいまひとつ広がりが不十分な状況にある。
そこで、積極的に事業を進めている市町村や学校の実践発表、パネルディスカッションを通して、子どもたちや赤ちゃんの保護者の心に大きな効果もたらす「心のふれあいプロジェクト」の効果を啓発し、更なる普及を図る。
○主催 特定非営利法人未来 鳥取県
○期日 平成21年6月予定
○会場 鳥取県民文化会館 2階 第2会議室
○対象 県民一般(主に保護者、教職員)100名
○フォーラムの内容
・実践発表 ・境港市の小中学校での取組
・いしかわ子育て支援財団
・パネルディスカッション
「子どもたちが、赤ちゃんの保護者が、なぜこんなにも変わるのか」
パネリスト
境港市関係者
湯梨浜町関係者
いしかわ子育て支援財団
三重県実践者
・総括講演 鳥取大学医学部准教授 高塚人志氏
4 追加要求の理由
《とっとり学力向上支援教育枠予算》
小・中・高校生と赤ちゃんとその保護者がふれあう心のふれあいプロジェクトは、子どもたちの心をほぐし、生命の尊さを実感させ、自己肯定感を高める。これは、子どもたちの学力を向上させる源である。
そこで、当初で予算要求した心のふれあいプロジェクト指導者養成事業に、その事業の効果と成果を広く広報・啓発するフォーラムの開催事業を盛り込み、事業のさらなる普及・啓発を図る。
このことにより子どもたちの知・徳・体のバランスの取れた成長を図る機運がより一層醸成される。
5 追加要求額 500千円
事業名 | 課長査定額 | 追加要求額 | 計 |
心のふれあいプロジェクト指導者養成事業 | 786千円 | 500千円
(フォーラム開催経費) | 1,286千円 |
○追加要求額の主な内訳
講師等謝金 80千円、講師等旅費120千円、
チラシ印刷製本費200千円、会場使用料30千円
6 期待される効果
・子どもたちに育成に効果の高い心のふれあいプロジェクトがより多くの方に啓発ができ、子どもたちの知・徳・体のバランスの取れた育成の機運を醸成できる。
・フォーラム参加者が事業について周囲の大人に伝えたり、子どもたちに事業を実施したりすることによって、子どもたちの学力向上の基盤が培われる。
《事業が学力向上に関わる図》
参加した保護者・教職員・県民
↓
学校・地域で事業が実施される
家庭での声かけが教育的に変化する
↓
子どもたちの「命(友達・自分)を大切にする心」が
一層育まれる
↓
家庭・学校で、子どもたちが落ち着いて行動ができ
親・教師・友達の話がよくわかるようになる
↓
子どもたちの学力の向上