1 事業内容
職場及び通学中において気軽に本に触れられる機会を提供することにより、家庭での読書を習慣づける契機とする。
○身近に本のある環境を整備し、家庭や地域での読書活動を推進するために、企業文庫を設置し、従業員が本を借りやすくすることで、家庭で親子が一緒に読書に取り組めるようにする。
○また、若桜鉄道の駅舎に本を整備することで、通学中の中・高校生や、若桜線鉄道を利用する方が、本に親しむことができる環境を整える。
(1)企業文庫支援事業(新規 1,110千円)
家庭での読書を支援するため、教育推進協力企業と連携して企業文庫を整備する。
○東中西部地区の家庭教育推進協力企業に対して、絵本や児童 書、ベストセラー本50冊を1セットとして、2ヶ月程度で新規の図 書と入れ替えながら貸出。
(3地域3企業の9企業でモデル的に実施)
○貸出図書については、県立図書館の所有本(主に絵本や児童書)と、新たに購入する図書を市町村立図書館を経由して、企業に貸出する。
○企業内での本の貸出にあたっては貸出簿を設け、本の貸出の状況を把握する。
○定期的に本の点検を企業に依頼する。
○紛失、壊れ等が発見された場合は、企業に負担を求める。
(2)本のあるまちづくり支援事業(新規 798千円)
若桜鉄道と連携して、駅舎に図書を整備することで、待合時間や乗車時間を利用して読書ができる環境を整備する。
○若桜鉄道の若桜駅、丹比駅の駅舎に各100冊程度絵本や中・高校生向けの図書、駅のイメージに合った図書コーナーを整備する。
○駅舎の本は、列車内に持ち込み、下車時に返却可能。
(列車内に返却用の箱を設置)
○図書の配置は、駅舎に職員が常駐する若桜駅と沿線の中学生が最も多く利用する丹比駅とする。
○両駅とも、鍵のかかる書架とし、沿線住民に開錠、施錠、監視を依頼する。(有償ボランティア)
利用時間(例) 若桜駅 8:00〜17:00(若桜鉄道職員常駐)
丹比駅 16:00〜17:30(ボランティア常駐)
○若桜鉄道職員、若桜町、八頭町両図書館に本の点検と修繕、資料の充実に協力してもらう。
○本の選定にあたっては、図書館と相談のうえ行う。
2 財政課長査定理由
○備品である本を適切に管理できるのか疑問があります。管理方法をよく検討してください。(0査定)
3 復活要求の理由
子どもの読書離れが指摘される中、「子どもの読書活動の推進に関する法律」の基本理念にあるように、あらゆる機会にあらゆる場所において自主的な読書活動ができるよう、身近に本のある環境の整備を進めるために事業を行うものである。
4 復活要求額 1,908千円
事 業 | 当初要求額 | 課長査定額 | 復活要求額 |
企業文庫支援事業 | 1,608千円 | 0千円 | 1,110千円 |
(内訳)
図書購入費
コンテナー購入費
図書搬送費
書架整備費 | 360千円
68千円
256千円
924千円 | 0千円
0千円
0千円
0千円 | 360千円
68千円
256千円
426千円 |
本のある町づくり支援事業 | 2,572千円 | 0千円 | 798千円 |
(内訳)
図書購入費
書架整備費
ボランティア謝金
臨時的任用職員人件費 | 1,200千円
977千円
216千円
179千円 | 0千円
0千円
0千円
0千円 | 400千円
326千円
72千円
0千円 |