1 課長査定結果
課長査定:ゼロ
観光政策課と連携しながら、イリュージョンへの支援方法について、鳥取砂丘再生会議で検討するとともに、こうした定着したイベントへの支援方法のあり方を総合的に検討してください。
2 現 状
「日本一の鳥取砂丘を守り育てる条例」が本年4月に施行されるに伴い、その取組を推進する中心的組織として、平成21年1月16日に鳥取砂丘再生会議が設置されたところ。
この会議は、従来の鳥取砂丘景観保全協議会、鳥取砂丘新発見伝実行委員会を母体に改組した保全再生部会、利活用部会とその全体会で構成される官民協働連携組織。
鳥取砂丘新発見伝事業については、砂丘利用者の自主的な取組、利活用促進の観点から、今後も継続していく必要があると考えているが、事業のあり方や問題点などについて、利活用部会で見直し検討を進めているところ。
3 検討に当たっての県の基本的考え方
行政の押し付けではなく、再生会議の中でよく議論し、みんなでよく話し合ってものごとを決めていくという基本スタンスに立って検討を行っていくこととしている。
4 復活理由
8月7日に開催された利活用部会において、鳥取砂丘イリュージョンについては次の見直し方針が出された。
- 引き続き利活用部会の中の議論を大切に、この枠組みの中で継続実施したい。
(見直し方針)
- 新発見伝事業の枠組みの中で、企画内容を審査する。
- 前年度実績や反省点を考慮した条件付けなど、定着したイベントに合った審査基準を別途検討。
- 県外への情報発信や旅行関係業者への売込みについては、観光関係部局と連携する。
(イベント実施者の意見)
- 毎年評価を受けて実施されるべき。
- 審査の時点で条件を付してもいい。
なお、イリュージョンに係るもの以外の全般における主な見直し事項は次のとおり。
応募しやすくなるような審査基準の検討。
魅力あるイベントへの改善に向けた、イベントの事後評価のシステムについて検討。
イベントの許認可の手引きを示したイベントガイドラインの検討。
イベントのアイディアのみの募集を検討。
5 事業の内容
鳥取砂丘再生会議利活用部会が、鳥取砂丘の新たな魅力を発見する様々なイベントを民間から公募。各イベント主催者に「鳥取砂丘新発見伝イベント事業補助金」を交付して事業実施。
※鳥取砂丘再生会議利活用部会の構成
(部会員)県、鳥取市及び民間
(事務局)県及び鳥取市
6 要求内容
鳥取砂丘新発見伝事業負担金(15,000千円)
鳥取県負担金 15,000千円
鳥取市負担金 15,000千円
(鳥取市も9月補正予算で債務負担を計上済み)
合計 30,000千円
7 スケジュール
10月下旬 県議会での予算議決、鳥取砂丘再生会議利活用部会での議決
11月上旬〜12月下旬 イベント公募期間
1月中旬〜2月中旬 応募イベントの審査、開催イベント決定
2月中旬〜4月 各イベントの準備、広報開始
4月以降 各イベントの実施
債務負担行為要求書