事業名:
大型クラゲ緊急対策事業
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水産振興局 水産課 漁業振興担当
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト(A+B) |
従事人役 |
既査定額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
補正要求額 |
32,245千円 |
2,486千円 |
34,731千円 |
0.3人 |
計 |
32,245千円 |
2,486千円 |
34,731千円 |
0.3人 |
事業費
要求額:32,245千円 財源:単県 (要求額の内訳) 復活:1,625千円 追加:30,620千円
部長査定:一部計上 計上額:30,620千円
事業内容
1 事業概要
今年大量来遊が予測される大型クラゲによる漁業被害防止・軽減のため、漁協が行う網改良及び洋上駆除について補助をする。
2 事業の内容
1、漁具改良に要する費用の補助(復活要求)
- 漁協が、大型クラゲ対策として網を改良する費用を補助する。
- 今回の補正で補助要件に該当するのは、浦富の定置網のみ。
- 全漁連の認定を受けていない漁具については、県は、全漁連の認定を受けることができるよう積極的に支援する。
<補助制度>
@事業主体 鳥取県内の漁業協同組合
A補助対象 全漁連が認定する漁具の改良に係る経費
B補助率3/4 (国1/2、県1/4、漁協1/4)
C補助条件 国の助成を受けた場合に限る。
<H21要求額>
総事業費 6,500千円、 県助成額 1,625千円
2、洋上駆除への補助(新規・追加要求)
水産庁事業で洋上駆除を行っているが、国から漁協へ割り当てられた事業費だけでは9月末までしか対応できない。
10月以降も駆除事業を継続して行えるよう、県が支援をする。
○「鳥取県版駆除網」でのチャレンジ
- 全漁連認定の駆除網は、5トン規模の漁船には重く、作業の負担が大きい。そこで、鳥取県の漁協が工夫・軽量化した「鳥取県版駆除網」での駆除にチャレンジ。
- 効果があれば全漁連の認定委員会へ提案し、国の補助を受けることができるよう、県は漁協を支援する。
○小型底びき船での駆除の必要性〜漁業者同士の協力〜
- 駆除網を用いての洋上駆除は、小型底びき船を用いるのが一番適している。(馬力、網を巻きあげるトロールウインチの搭載)
- 小型底びき船を利用して、県沿岸海域のあらゆる漁場周辺の駆除を行い、県内全ての漁業者の大型クラゲによる被害を最小限に留める。
<補助制度>
@事業主体 鳥取県内の漁業協同組合
A補助対象 駆除網の購入費用、用船料
B補助率 駆除網購入:10/10 用船料:定額
<H21要求額>
総事業費 30,620千円
<経費の内訳>
@軽量駆除網の作成費補助
1,300千円×5ヶ統=6,500千円
(県漁協:3ヶ統、田後漁協:1ヶ統、赤碕町漁協:1ヶ統)
A用船料
(ア)小型底びき船を利用しての洋上駆除(1回8時間)
90千円×6隻(1ヶ統2隻×県内3箇所)×44回
=23,760千円
(66隻内訳:県漁協56隻、田後漁協4隻、赤碕町漁協6隻)
(イ)定置網漁場での洋上駆除(1回4時間)
45千円×8回=360千円
課長査定結果と復活・追加要求の理由
<課長査定結果「ゼロ」>(漁具改良)
次の観点から県が助成を行う理由及び効果が不明です。
・前回の新規設置の際は県が助成をしていないのに、今回の更新において県が助成すること。
・今回の助成により網を改良しても、最もクラゲが多くなる今夏の対策に間に合わないこと。
なお、国補助の支援が受けれない漁業者もおられることなので、県としての支援方法を全体として再度検討してください。
<復活・追加理由>
・漁具改良への補助は、水産庁事業として平成17年度から開始されており、平成18年度に県漁協が補助を受けている。今回はその更新にあたるが、近年の燃油高騰及び環境の変化等により、漁業経営が非常に厳しい状況にあることから、県も追加支援していく必要がある。(定置網は、11月下旬から4月初旬まで陸にあげ、このときに網の修理・改良をするため、今回の9月補正で対応が可能。)
・なお、課長査定以降、国の支援が十分でない部分について、漁協等から改めて聞き取りを行った上で、洋上駆除への県補助など、新たな支援を検討し、追加要求を行った。
<参考>
1、改良漁具補助の概要
今回の補正で、「国の補助を受ける」という補助条件に適合するもので要望があったのは、定置網のみ。
○鳥取県内では、定置網は浦富、御来屋に設置。
○御来屋では漁業者からの改良網実施の要望がなかったため、浦富のみで実施。
<改良網の概要(浦富定置)〜大目垣網〜>
*魚は垣網を見て、それを避けるため定置網へ入る。
*大型クラゲは海流にのって漂うため、垣網の大目箇所を抜ける。
*この他様々な網種について、全漁連の認定を受けることができるよう、県は漁協を支援をする。
2、洋上駆除補助の概要
@小型底びき船を使用しての洋上駆除
2隻の小型底びき船が1組となり、特殊な駆除網をひいて大型クラゲを切断してゆく方法。
A定置網漁場での洋上駆除
定置網に入った大型クラゲをカマのようなもので殺傷し、網の外へ出す方法。
財政課処理欄
洋上駆除助成については、大型クラゲの緊急対策及び「鳥取県版駆除網」の認定に向けた実験として今年度限りとします。
漁具改良助成は、前回の新規購入の際は県が助成を行っていないことから、今回の更新において県が助成する必要性がないと考えます。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
1,625 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,625 |
追加要求額 |
30,620 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30,620 |
保留・復活・追加 要求額 |
32,245 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
32,245 |
要求総額 |
32,245 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
32,245 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
30,620 |
30,620 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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別途 |
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0 |
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