事業の内容
都市部のNPO、自治会等と中山間地域集落との交流（マッチング）を行い、集落で実施困難となっている除草や除雪等の作業の実現化を図り、集落機能の維持の一助とする。
（実施内容）
①都市部のNPO、自治会、企業等の方を対象に、管内の３ 町の中山間地域集落へのマッチングツアー実施（現地視察）
②中山間地域集落の方の都市部への訪問（受入体制等、作業の実現に向けた協議）
事業の背景
（１）中山間地域の集落では高齢化、人口の減少により集落内の除雪、田の草刈、祭りの実施等が集落単独では実施困難な状況。
（２）また、NPO法人・都市部の自治会や企業の中には、中山間集落との交流を望んでいる団体が潜在的にある。
（例）
・皆生温泉旅館組合と、伯耆町福岡集落の取組み（集落で作った米を酒にして、皆生温泉のお客をもてなす。米作りの段階から両者が交流、協力している。）
（３） 困っている集落と、交流したいNPO等両者の意向を確認するため、ツアーを実施して集落の現場を見てもらい、困難事例や支援可能な作業のマッチングを行う。
事業の効果
（１）NPO法人・都市部の自治会等と集落のマッチングを図り、年間を通して交流することにより、都市部の方の、中山間地域への理解が深まる。
（２）集落単独では継続が危ぶまれていた作業、祭り等について、他地域の方の支援が得られることにより、集落の活力を高めることができる。
総務部長査定
ゼロ査定
県の役割は、NPO法人等と集落のマッチングまでと考えます。
復活理由
NPO法人等と集落のマッチングを行う場合、交流がしっかりとしたものになるよう、事前にお互いの状況を視察し、現場で話をすることも必要であることから、マッチングツアー開催経費を要求する。
※ マッチング会議は、会議室でなく現場で実施
必要経費
中山間集落・都市部へのマッチングツアー実施費
バス借上げ料、参加者傷害保険料等 ３４５ 千円
マッチングと交流のイメージ
＊ 県の支援は主に水色部分