現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成21年度予算 の 福祉保健部の多子世帯保育料軽減子育て支援事業
平成21年度予算
当初予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

多子世帯保育料軽減子育て支援事業

将来ビジョン関連事業(育む/すこやか子育て)

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福祉保健部 子育て支援総室 子育て応援チーム  

電話番号:0857-26-7570  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
21年度当初予算額(最終) 316,050千円 829千円 316,879千円 0.1人 0.0人 0.0人
21年度予算要求額 316,050千円 829千円 316,879千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:-1,237千円    財源:   復活:-1,237千円

知事査定:計上   計上額:-1,237千円

事業内容

事業内容

軽減制度の概要

    <負 担 割 合>  県1/3、市町村1/3、保護者1/3

    <対 象 児 童>
     ・世帯の第3子以降の児童
     ・同時入所の場合は、国の軽減制度の対象とならない第1子
      又は第2子(振替適用)

    ※振替適用は国制度と併せて兄弟姉妹全員の保育料を軽減
      し、多子世帯の保育料の総額を抑える鳥取県独自の制度
     (この保育料軽減は平成6年度、振替適用は平成13年度
      から実施)

    <同時入所の場合の保育料 (例)保育料3万円/月の場合>
      平成20年度まで 
      
     
      
      平成21年度から(要求)
      
      
      平成21年度から(振替なしの場合):財政再査定    
       

金額根拠

既査定額
  317,287千円
今回要求額
   △1,237千円

 第3子以降が同時入所している場合、第3子目以降が無料化されことにより、
 ○第3子は第1子に振替え(従来どおりの軽減)
    →影響なし
 ○第4子以上の児童は、国の同時入所軽減1/10が、県による
   第3子軽減1/3との同時適用により1/30に軽減されていた
  が、その軽減額が不要となる。
    →県費減
 

復活要求内容

 第1子又は第2子へ振替えて適用する仕組みについては、多子世帯の手厚い軽減制度として県民にも好評であり、また、全国にも例がない鳥取県独自の制度として、とても良い制度である。
 振替制度の廃止は、保護者負担の大幅な増加を伴うなど影響も大きく、見直しは困難である。

【経過】
<課長査定において条件付で計上>
  • 当制度は複雑で分かりにくいため、県民にもPRしにくい制度です。
  • 平成21年度に「とっとり子ども未来プラン(鳥取県次世代育成支援行動計画)」の検証(H17〜H21)と次期計画(H22〜H26)の策定を行いますので、その中でわかりやすい制度となるよう検討してください(平成22年度新制度化)。
                  
<国の保育料軽減制度の見直し(21年度財務省内示)> 
  • 同時入所している第3子目以降の保育料 1/10 →無料化
  ※国の無料化対象は3人以上同時入所の場合の3人目以降
  ※県の1/3軽減は第3子であれば同時入所を問わない
                  ↓  財政課長調整要求
<財政課長の再査定>
  • 国の制度改正により、平成21年度から保育所同時入所の場合の第3子目以降の保育料が無料化されることから、当該事業における第3子から第1子への振替適用を早々に見直してください。

【復活理由】
(1)振替廃止で保護者負担が大幅に増加
 振替適用の廃止は大幅な負担増に繋がる。
  • 3人同時入所世帯 年額約 7万円〜64万円の保育料増
  • 2人同時入所世帯 年額約 3万円〜32万円の保育料増

(2)国の制度変更で無料化となる児童はわずか 
  
(3)市町村の了解が取れない
  • 市町村とは、現在の制度のあり方を1年以上かけて、代替案も示しながら真剣に議論し、現行制度の維持とPR強化で意見集約(制度変更は保護者負担増又は市町村負担増となり、いずれも無理)
  • 子育て支援は、市町村と協調した施策展開が必要
  • 負担増を抑える経過措置を導入しても、制度を更に複雑化させ、市町村や県の事務を増やすだけ

(4)保護者や保育現場の理解が得られない
  • 保護者負担増に繋がる改正についての保護者理解は無理
  • 保護者負担増は市町村窓口や保育現場でも大きな混乱
 →県行政に対する信頼喪失 

(5)「子育て王国鳥取県」の目玉事業
  • 現在の多子世帯への手厚い保育料軽減制度は、子育てしやすい鳥取県をPRする目玉事業
  • 次期子育てプランの策定会議でも安い保育料は大きく評価
  • 保護者負担増では、「子育て王国鳥取県」と言えなくなる
            

※要求事業名の変更
 変更前  第3子保育料軽減子育て支援事業
 変更後  多子世帯保育料軽減子育て支援事業
(理由)
 本制度は、国の制度と併せて多子世帯全体の保育料を軽減する制度であり、、実態にあった事業名に変更する。
 

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 317,287 0 0 0 0 0 0 0 317,287
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 -1,237 0 0 0 0 0 0 0 -1,237
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 -1,237 0 0 0 0 0 0 0 -1,237
要求総額 316,050 0 0 0 0 0 0 0 316,050

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 -1,237 0 0 0 0 0 0 0 -1,237
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0