事業費
要求額:2,218千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
事業内容
1.事業内容(新規)及び金額根拠
福祉保健局及び関係機関が連携し、思春期世代が気軽に立ち寄
れる相談場所を設置するとともに正しい知識の普及啓発等を行う。
◆福祉保健局の役割:東部圏域内のネットワークの構築
※東部圏域では、各々の活動の連携が十分にとれているとは言い
難い。よって、東部圏域では社会資源を有効に活用し、広域的に
連携を推進する必要がある。
(千円)
| 所要額 |
1.相談場所としての「若者が身近で立ち寄れる場」の設
※看護協会「まちの保健室」・ピアカウンセラー等の関係
■相談日:週1回
■ピアカウンセラーへの助言者(看護職)を2名配置 | 1496
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2.「若者が身近で気軽に立ち寄れる場」の運営委員会
■運営委員会:月1回
■運営を支援する会(スキルアップ研修含む):年3回
(スキルアップ研修)
講師(案)
鳥取大学医学部保健学科教授
前田隆子氏(ピアカウンセラー養成協力者)
対象者
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3.「若者が身近で気軽に立ち寄れる場」設置に向けて
■研修会:年1回
講師(案):自治医科大学公衆衛生部門
看護学部客員教授
高村寿子氏
(ピアカウンセリング第一人者)
対象者
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4.「若者が身近で気軽に立ち寄れる場」の普及啓発
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5.ピアカウンセラー候補者の発掘
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| 2,218 |
※ピアカウンセリング:仲間相談。
仲間からの相談をまずは積極的に聴き取り、どうしたらいいか一緒に考え、意思決定や問題解決能力を高める支援。
2.事業目的
近年、社会情勢の変化による性情報の氾濫、思春期における
性行動の活発化等により、思春期の性の健康問題(人工妊娠中
絶、性感染症)が深刻化している。
本県及び管内においても、思春期世代の人工妊娠中絶率の高
率・性感染症の増加がみられ、大きな課題となっている。
そこで、管内において、思春期世代が気軽に立ち寄れる相談場
所を設置するとともに正しい知識の普及啓発等を行い、思春期
の性の健康問題(人工妊娠中絶、性感染症)の軽減を図る。
3.背景
□鳥取県では、10代の人工妊娠中絶率が高率。
H14年〜H16年:全国ワースト1位
H17年:全国ワースト2位
H18年:全国ワースト3位
H19年:全国ワースト3位
※厚生労働省衛生行政報告例より
□性感染症の増加。
鳥取県性器クラミジア感染症
(全報告件数のうち10〜20代が占める割合)
H17年:60.4%
H18年:54.5%
H19年:47.9%
※感染症発生動向調査:定点報告より
□局内での感染症検査結果(クラミジア陽性者率)の状況
□中学生の性に関するアンケート結果の一部(H20.9月現在)
■性に関する知識や情報の入手先が、「学校の先生」に次いで
「友達や先輩との会話」が多い。
■悩みに対しての相談相手については、(1)体の成長に関する
悩みは、「母親」に次いで「友達」が多く、(2)男女交際に関する
悩みについては、「友達」が一番多い。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
2,218 |
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