事業費
要求額:1,464千円 (前年度予算額 0千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の概要
湖山池は、アオコの発生やヒシの大量繁殖に伴う悪臭などの水質悪化が問題となっており、県では「湖山池水質管理画」を策定し、水質改善に向けて取り組んでいるところであるが、近年水質改善が停滞している状況である。
このため、行政機関が主導して実施する現在の水質改善事業に加え、NPO団体、住民団体が主体となって行うことができる事業の検討・実施を行う。
2 現状
(1)水質浄化対策の現状
湖山池の水質改善については、「湖山池水質管理計画」を策定し、この計画に基づき、主に次の2団体により事業を検討・実施しているところ。
・湖山池水質管理計画推進委員会(構成員:県関係局)
・湖山池水質保全協議会(構成員:鳥取県・鳥取市)
「湖山池水質管理計画」とは・・・
湖山池の水質保全のための総合計画として、鳥取県が策定し、水質浄化対策を実施
【第1期計画】(平成3年〜12年度)
【第2期計画】(平成13年〜22年度)・・現計画
(2)湖山池の水質経年変化(COD(75%値))
※長期的には改善傾向であるが、近年は横ばい。
3 課題
○「湖山池水質管理計画」に基づく取組みを行っているが、近年水質の改善が見られず、次のような新たな問題が発生。
・アオコ、ヒシの大量発生→悪臭の発生、水質の悪化
○現在の湖山池水質浄化事業は、行政機関が主体となって進められている。一方、地元自治会、住民団体による水質浄化活動も行われているが、さらなる湖山池浄化に対する意識の高揚、持続可能な水質浄化事業を行っていくためには、これらの団体の一層の活動が必要。
4 事業の内容
湖山池の水質浄化を進める会(仮称)の創設
水質浄化に関する専門家、NPO団体・住民団体等で構成する検討会を新たに設立し、実施可能な事業を検討する。
・構成員
水質浄化に関する専門家、NPO団体・住民団体等
・内容
NPO団体・住民団体が主体的に行うことができる水質浄化事業の検討、事業化。
○湖山池水質管理計画に基づく水質浄化対策+NPO団体・住民団体の行う水質浄化対策
=多様で複合的な水質浄化対策
→水質浄化に対する住民の意識高揚+継続的な事業実施
→湖山池の水質浄化が進展
<事業の流れ>
平成21年度
・検討会の開催(6回)
・実施事業の決定(※)
・22年度予算要求
平成22年度
・事業実施
※・平成21年度中の事業実施も検討(補正予算要求)
・「湖山池水質管理計画」に盛り込むことが適当であるものについては、関係機関に情報提供等を行う。
5 要求額
1,464千円
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
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要求額 |
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