【建設技能士育成奨励金とは】
技能労働者に対し、1級技能士の下でOJTによる技術・技能指導を行い、2級以上の技能検定合格者(建設関係職種の2級技能士以上)を育成した建設事業主に奨励金を支給するもの。
(1)奨励金支給までの流れ
@技能検定の受検申請と並行し、事業主は育成計画を職業能
力開発協会へ提出する。
A職業能力開発協会は計画を認定、事業主は育成計画に沿
い、OJTで技能労働者の訓練を行う。
B技能労働者が技能検定を受検。合格の場合、職業能力開発 協会は、事業主へ奨励金を支給する。
(2)奨励金の支給対象要件
ア 技能労働者の要件
育成計画提出の時点で30歳以下であり、継続して1年以上
雇用されていること。
イ 対象職種
配管、鉄筋施工、型枠施工、とび等、建設関係35職種
(3)奨励金の額
ア 育成した技能士が認定職業訓練を受けている場合
@20,000円(受験料相当経費)
イ ア以外
@50,000円(受験料+育成経費相当) |