(1)職員体制の見直し
〔目的〕
今年度は入館者がかなり減少(10月末対前年比6.3%減)するとともに、5周年の節目の年を迎えたことから、今後のマンネリ化防止と併せ、お客様にとってより魅力のある施設となり目標(年間入館者20万人)が達成できるよう、これまで実施できていない取組にもチャレンジするなど積極的な誘客活動に取り組むため、職員体制の見直しを行う。
〔見直し内容〕
半日勤務非常勤職員1名+冬季臨時的任用職員1名 (計0.51人役)を削減し、(財)栽培漁業協会職員(0.5人役)を増員する。
半日勤務非常勤、冬季臨職を栽培漁業協会職員に代えることにより、相当な戦力充実が期待できる。 |
〔見直しの効果〕
○新規の体験学習型イベントの実施(月2回、年間24回)
例
・「夜のかにっこ館発光生物観察会」(発光生物観察、発光原理の学習)
・「前歩きカニレース大会」(前に歩くカニを使って、遊びながらカニの体の構造を学習する) 等
○出前かにっこ館の充実(打って出る「かにっこ館」)
幼稚園、保育所、老人ホーム等、対象を広げて幅広く実施する
○生物採集の充実(回数増)
勤務ローテーションの調整とスクーバ潜水での生物採集により、購入困難な生物(小型磯根魚類、カニ、ヒトデ等)を効率的に採集できるため、ふれあい水槽への魚類等の供給が容易となる。
○カニ幼生の飼育展示
ふ化幼生の成長過程を展示することにより、来館者にカニに関する知識や興味を深めてもらう。
○カニ標本作製
飼育中にへい死した個体や脱皮殻を用いて封入標本を作製し、イベントの記念品などに活用する。
(2)館内清掃回数の増加
◆目的
常態化している閉館後の館内清掃作業のための時間外勤務の解消