当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:総務管理費 目:一般管理費
事業名:

工事検査業務

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行政監察監 工事検査課   

電話番号:0857-26-7066  E-mail:koujikensa@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 6,748千円 149,258千円 156,006千円 18.5人 1.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 5,425千円 149,258千円 154,683千円 18.5人 0.5人 0.0人
21年度当初予算額 5,457千円 157,415千円 162,872千円 19.0人 0.5人 0.0人

事業費

要求額:5,425千円  (前年度予算額 5,457千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:5,425千円

事業内容

1 業務の目的及び内容


    県が行う当初請負設計対象金額が1,500万円以上(建築・設備工事については同1,000万円以上)の建設工事(県工事)、鳥取県補助金等交付規則の適用される県費補助事業に係る建設工事(補助工事)、並びに境港管理組合や市町村から委託を受けた建設工事(市町村等工事)について、工事目的物の品質、安全性及び耐久性等を確保するため、工事現場に赴いて検査を実施し、請負契約の適正な履行を確認する。
    また、県が行う建設工事については、成績評定を実施する。


    【検査の種類】

    ・中間検査:工事の適正な執行を確保するために行う検査(技術的指導及び工事成績の評定。)

    ・完成検査:工事の完成を確認するために行う検査
    (工事目的物の完成引渡しを受け、請負代金の支払いの為、合否の判定及び工事成績を決定。)

    ・出来形検査:請負契約の解除時において工事の出来形部分を確認するために行う検査(出来形部分の代金支払いの為の合否の判定)

2 要求内容

(1)破壊検査に係る経費
手抜き施工があった場合に、県民の生命や財産への被害影響が大きい工事を中心に、抽出して破壊検査を実施する経費。
(検査内容@)
護岸のブロック積工、コンクリート擁壁工等について、コアボーリング機で水平かつ一定の深さに穴をあけ、裏込砕石が設計仕様どおり施工されているか確認する。
(検査内容A)
路側防護柵(ガードレール)について、委託により柵支柱を引抜き、支柱の根入れが設計仕様どおり施工されているか確認する。
@+A858千円(882千円)

(2)非常勤職員(事務補助)の雇用経費
→ 工事検査報告関係資料の整理、台帳管理、並びに公共事業評価委員会事務局(建設事業評価室所管)の事務補助者の人件費。
○非常勤職員1名分の2分の1相当額

888千円(前年度:888千円)

(3)標準事務費

→ 検査員の現場臨場旅費、移動公用車借上料、検査報告書、台帳等の関係資料作成経費、並びに検査能力向上に向けた研修受講経費等
3,677千円(前年度:3,687千円)


これまでの取組と成果

これまでの取組状況


〔政策目標〕
(1)工事検査のミス等により、粗雑工事が合格することのないように徹底。
(2)発注者の工事設計・監督能力、並びに工事請負者の工事施行能力の向上。
(3)公平性、工事請負者の納得性が高い工事成績評定の実現。

〔現在の取組状況〕
(ア)年度当初の兼務検査員への検査技術研修、毎月開催する専任検査員会議における特異事例の研究等により、職員の検査技術の向上を積み重ねている。
(イ)完成検査をより徹底充実したものとし、手抜き工事等不正行為の抑止力とするため、手抜き施工があった場合に県民の生命や財産への被害影響が大きい工事から任意抽出して破壊検査を実施している。
(ウ)検査時の機会を捉えた監督員への技術的指導、発注機関との情報交換会による事例研究等により、監督能力の底上げを図っている。
(エ)検査時においては、請負者側に対して検査・評定の内容等について丁寧な説明に心がけており、判定に係る納得性を確保するとともに、今後の県工事施工の際には業者の技術能力がより発揮され、高品質な工事が県へ納入されるように工夫している。

これまでの取組に対する評価


〔自己分析〕
(ア)検査職員の検査能力向上に向けた研修や会議等は、概ね予定どおり展開され、成果を上げている。

(イ)工事成績評定のバラツキの削減を図るため、チェックリストの明確化、評定項目に係る留意内容の周知徹底図るとともに、複数の職員のチェックにより、公平・公正な成績評定は実現されている。
検査時の講評等で、工事成績評定の丁寧な説明に心がけているが、工事請負者からの工事成績評定に係る説明請求行為は、本年7月から説明資料を相手方に交付しだしてから、昨年度と比較して少なくなっている。

(ウ)破壊検査は、完成検査の実施状況をみて、適切に任意抽出して実施している。これまでのところ、手抜き施工は確認されていない。

〔今後の改善点〕
請負者に対する丁寧な説明をさらに進め、納得性の高い工事成績評定を図っていく。

工程表との関連

関連する政策内容


(1)工事品質の確保
(2)適正な工事成績評定の実施

関連する政策目標


(1)工事検査のミス等により、粗雑工事が合格することのないように検査を徹底する。
(2)発注者の工事設計・監督能力、並びに工事請負者の工事施行能力の向上。
(3)公平性、工事請負者の納得性が高い工事成績評定の実現。

財政課処理欄

 発注者である県には責任が残るので全てを民間で行うことは不適当だが、他県での実施例も参考に例えば比較的小額工事や修繕工事など部分的に業務を切り出すなどの検討をしてください。

  特に、年末等の集中時には任期付職員や非常勤職員等で専門家を確保するような方法も検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 5,457 0 0 0 0 0 0 4 5,453
要求額 5,425 0 0 0 0 0 0 4 5,421

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 5,425 0 0 0 0 0 0 4 5,421
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0