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平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

農林水産物環日本海圏貨客船航路活用販路開拓事業

将来ビジョン関連事業(ひらく/食のみやこ鳥取県)

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農林水産部 農政課 企画調整室  

電話番号:0857-26-7256  E-mail:nousei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 6,000千円 4,841千円 10,841千円 0.6人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 6,000千円 4,841千円 10,841千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,000千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:6,000千円

部長査定:計上   計上額:6,000千円

事業内容

1 事業の背景等

○環日本海圏貨客船航路の新たな物流の掘り起こしが必要。

    ○本県農林水産物・加工品の消費拡大のため、新たな販路が必要。

2 事業内容

 本県産農林水産物・加工品の輸出促進のために行う活動に対し、支援を行う。
〔航路利用農林水産物輸出促進補助金〕
【支援対象】DBS航路を利用した海外販路拡大に要する経費
【補助率】 2/3
【事業主体】 農林水産業団体、流通業者等
【事業実施期間】 平成21年度〜22年度
【要求額】 6,000千円
(補助対象経費)(補助率)
 3,000千円/1回×2/3×3回=6,000千円

《財政課長要求時との変更点》
《H21対象事業》
《H22課長要求》
《H22部長要求》
 テスト輸出(販売促進含む)
 バイヤー商談会
×
 展示会
×
 マーケティング調査
×
 輸出用パッケージ作成
 海外向けパンフ作成
 販売促進資材作成
 輸出各種手続・取得
※課長要求段階では「テスト輸出」に限定した支援メニューとしたが、事業実施者から商談会等に引き続き支援希望があることから、支援メニューを今年度と同様とする。

3 平成21年度取組状況

@スイカ(ウラジオストク、サハリン 7月 1コンテナ)、二十世紀梨(ウラジオストク 9月 1コンテナ)の輸出と販売促進活動を行い、ジャパンプレミアムとして鳥取の農産物の高品質が高く評価された。
ADBS航路により鮮度の高い輸送が行え、品質評価を高めた。
B輸出する農産物は、嗜好性が高く、日持ちし、販売期間の長い果物が適する。
《H22年度事業実施想定》
時期
農産物
特記事項
6月
スイカなど・H21年度は輸出時期が7月と遅かったため、出荷最盛期の6月に実施。
・中国産スイカが品薄な時期での販売状況を確認したい。
・リピーターなど、前回のテスト輸出の反映状況を把握したい。
9月
二十世紀梨など・H21年度は1店舗のみの販売であり、販売エリアを増やし、販売状況を確認したい。
・リピーターなど、前回のテスト輸出の反映状況を把握したい。
11月
柿、晩生梨など・新規の農産物の混載によるテスト輸出の検証(通関、物流、販売状況など)
※当航路を物流の拠点に繋げたいことから、他県農産物及び加工品についても調整、検討する。

4 平成21年度事業実施者への聞き取り結果

○ロシアへの輸出が継続できるよう引き続き支援を望む。
○ロシア沿岸州以外への販路開拓による販売量拡大が必要。
○意欲ある貿易商社のパートナーが必要。
○商品は委託販売ではなく、買取を希望。
○現行の支援メニューでほぼ対応できている。

5 財政課長査定結果

 今後のモデルケースとなり得る本年度2回目の梨輸出の成果を詳細に検証した上で、22年度以降の効果的な支援の方策を再検討するとともに、補助対象経費についても商工労働部と十分な調整を図って下さい。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
 農産物販売額1000万円以上の農家数
  (850万円→H22:1000戸)

<現時点での達成度>
*農家数の把握は平成22年農林業センサス(5年毎の統計情報)で把 握する予定

<取組>
 7月 ロシア向けすいかテスト輸出と販売促進の実施
(ウラジオストク、サハリン 1コンテナ)
 9月 ロシア向け二十世紀梨テスト輸出と販売促進の実施
(ウラジオストク 1コンテナ)
・行政機関(沿海州政府、議会、ウラジオストク市)及び新聞・テレビ等のマスコミを表敬訪問。
・市内の学校や児童福祉施設を訪問してすいか、梨をプレゼント。
・鳥取週間開会式、物産展開会式で二十世紀梨をPR。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・ロシアの貿易ルールや国内物流は複雑で不明な点が多かったが、ひとまず輸入手続きを通過して販売することができた。
・ジャパンプレミアムとして鳥取の農産物の高品質が高く評価された。
・DBS航路により鮮度の高い輸送が行え、品質評価を高めた。
・友好親善を深めるとともに、現地の新聞でPRできた。
・地元の人々との交流を深めることができた。
・各種経費を加算すると、販売価格は現地すいかの3倍程度の高級品となるため、「おいしいけど買えない」との声が多かった。

<改善点等>
・本県農産物を継続してロシアへ輸出するためには、市場調査を行うとともに、日本の輸出業者とロシアの輸入業者をうまくマッチングさせて輸出ルートを確立することが重要。
・ロシアは果物の嗜好が高いため、次年度はメロンやブドウも要検討。また、県内農産物のみならず、ウラジオストクで人気のリンゴを含め、ミカンなど広く国内の農産物流通拠点としての機能を検討していく必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

農産物販売額1000万円農家の育成

関連する政策目標

農産物販売額1000万円以上の農家数
  (850万円→H22:1000戸)

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000
要求総額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 6,000 0 0 0 0 0 0 0 6,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0