現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部の「よみがえれ、豊かで遊べるきれいな湖山池」推進事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

「よみがえれ、豊かで遊べるきれいな湖山池」推進事業

将来ビジョン関連事業(守る/豊かな自然・環境を守り、育て、次代につなげる)

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生活環境部 東部生活環境局 環境・循環推進課環境衛生担当  

電話番号:0857-20-3671  E-mail:toubuseikatsukankyo@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 665千円 2,420千円 3,085千円 0.3人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 665千円 2,420千円 3,085千円 0.3人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:665千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:665千円

事業内容

1.事業の目的

 湖山池は種々の取り組みにも関わらず、水質がなかなか改善せず積年の課題となっている。このため東部総合事務所では湖山池の属する地域を所管する機関として、水質浄化・利活用を検討するPTを立ち上げ、調査や地域住民等との意見交換を行ってきた。

     本年度の活動の総括として、今後の中・長期的な協働、次世代育成の取り組みの契機となる事業を実践し、湖山池の水質浄化・利活用を目指す。

2.事業の背景

1)湖山池の水質経年変化

※数値は各湖沼測定地点の平均値。
・長期的には改善傾向であるが、近年は横ばい。現状では県内3大湖沼の中で一番汚れている。
・アオコ・ヒシの大量発生による悪臭の発生・水質の悪化に加え、21年度には新たに外来種の赤藻、アゾラの増殖を確認。

(2)行政機関による取り組みの現状
・ヒシ対策や護岸整備等ハード面を県土整備局が、公園管理・周辺清掃等は鳥取市が実施。
・生活環境部局においては水・大気環境課が「湖山池水質管理計画」を策定しているが、県の意識啓発や環境教育といったソフト面の施策は東郷池・中海が中心で、湖山池では未実施。
・利活用の面では教育委員会が近隣の天神山城跡のPR等に取り組んでいるところ。
(3)地域住民等から寄せられた意見

・行政は今何をしているのか、どんな風にしていきたいのかが分からない
・いろんな意見を取り入れて、施策を行って欲しい
→現状で行われている事業の目的、効果が伝わっていない。また、意見交換の場が足りないと感じている。
・今、地域で行われている活動にもっと積極的に行政が携わって欲しい
→上意下達な取り組みではなく、地域と行政が協働する機会を求めている。

3.事業の内容

下記3事業分要求額:665千円 (前年度予算額:0千円)

(1)湖山池こどもロカリンピックの実施(436千円)
 湖山池の周辺学校を対象に、行政・地域・研究機関それぞれの活動の紹介を行うとともに、水質調査・ろ過実験を実施し、湖山池の浄化・利活用に関する意識の高揚を図る。

(2)みんなで湖山池を考える会(仮称)の開催(118.5千円)
 湖山池に関心を持つ地域住民や鳥取大学・湖陵高校等、湖山池に関する取り組みを行っている関係機関との意見交換や、先進事例の勉強会を開催し、協同による浄化・利活用の母体となる組織、キーパーソンの連携を図る。

(3)みんなでやろう湖山池リフレッシュ事業の実践(110.5千円)
 間伐材やエコマウッドを利用し、地域住民協力のもと水質浄化イカダや大名蓮養殖イカダを作成・設置、浄化に利用した植物等の堆肥化、ローソン東部総合事務所店の廃油でキャンドル作成、周辺公園のライトアップ、湖山池見所マップの作成・PRのための看板設置の検討等、協同により今まで掘り起こせなかった層への意識啓発を図る。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(政策目標)
・湖山池水質管理計画に掲げる水質目標の達成(COD4.3mg/l)
・環境教育・学習等の充実(年間20回開催)

(取組)
・ヒシ対策や護岸整備等ハード面を県土整備局が、公園管理・周辺清掃等は鳥取市が実施。
・生活環境部局においては水・大気環境課が「湖山池水質管理計画」を策定し、排水の監視や補助事業等を実施しているが、意識啓発や環境教育といったソフト面の施策は東郷池・中海が中心で、湖山池では未実施。

(達成度)
・水質目標はCOD3.0mg/lであるが、19年度:全測定地点未達成。20年度:全測定地点未達成。
・当局における近年の環境教育の実施状況は(水質に関するもの以外も含めて)19年度:1回、20年度:2回、21年度(10月末現在):2回と低調。

これまでの取組に対する評価

(自己分析)
・PTでの意見交換や100人委員会等では行政は今何をしているのか、どんな風にしていきたいのかが分からない、いろんな意見を取り入れて、施策を行って欲しい等の意見があり、現状で行われている事業の目的、効果が伝わっておらず、意欲のある人たちにとっては意見交換の場が足りないと感じられている。
・また今、地域で行われている活動にもっと積極的に行政が携わって欲しいとの意見もあり、上意下達で既に決定した事業を実施するだけでなく、地域と行政が協働する機会を求められている。
・環境教育については、教育現場では年間の担当教員が他の事業も担当しながら、授業計画を一から練り・実施している状況の中で既存の事業ツールを売り込んだとしても、事務量が増大すると判断されれば利用されず、結果として環境教育の機会の発展にも繋がらない。

(改善点)
・湖山池周辺小学校を対象に、共通のプログラムを提供することにより現場の負担を軽減しつつ、各校で情報を共有することで地域の意識啓発を図る。
・現存の機会を活用しつつ、より参加対象を拡大し浄化・利活用の機運を高めるとともに、活動のレベルアップを促す。

工程表との関連

関連する政策内容

住民等と連携した環境学習・活動の強化

関連する政策目標

環境教育・学習等の充実(年間20回開催)

財政課処理欄

 

あくまでも主体は鳥取市であり、県は市の取り組みに対する支援ということで計上します。

必要最小限のトータルコストで実施してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 665 0 0 0 0 0 0 0 665

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 665 0 0 0 0 0 0 0 665
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0