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平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

【東部モデル】東部地区グリーンツーリズム推進事業

将来ビジョン関連事業(つなげる/中山間地域の住民生活の安全・安心)

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企画部 東部県民局 県民課文化観光担当  

電話番号:0857-20-3657  E-mail:toubukenmin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 1,192千円 3,227千円 4,419千円 0.4人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 1,759千円 3,227千円 4,986千円 0.4人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 297千円 4,143千円 4,440千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,759千円  (前年度予算額 297千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:1,192千円

事業内容

1.事業の目的

中山間地域の振興や農家所得の向上を目指す、地域資源を活用した都市農山村交流(グリーンツーリズム・以下グリンツ)の取り組みを県東部一円(東部・八頭総合事務所管内)でネットワーク化し、取組団体・個人に対する育成研修や一元的な情報発信を行う民間主導の推進組織「鳥取県東部地区グリンツ推進協議会」を設立する。事務局機能はNPO等の団体に委託する。

2.経過と現状


    ●中山間地域には魅力ある資源と一生懸命活動に取り組む集落やグループがあるが、集客効果や地域振興につながっている事例は少ない。

    ●過疎高齢化等で自分達だけでは活動発展が難しい。

    ●中山間地域の力不足を総合的に補完する支援体制がない。


    上記のような課題を踏まえ平成21年度、

    中山間地域資源活用支援システム創設調査検討事業」により

     ・東部一円のグリンツ取り組み団体への聞き取り調査

     ・先進地から講師を招いての講演会

     ・関係行政機関で検討会議

    を行った。その結果把握できた県東部の現状について、概略は以下のとおり。


    ・ グリンツに取り組む団体・個人の目指すところは様々であるが、それぞれの取り組みが小規模なため、広域連携し情報発信していく必要性は感じている。

    ・ 民泊に取り組めば収益は大きいが、クリアしなければならない法規制や、受け入れる側の抵抗感、負担感がある。

    ・ 鳥取市ではH18より「鳥取市グリンツ連絡会」を発足させ、市内のグリンツに取り組む団体の連絡調整、研修会などを行っている。事務局は鳥取市企画調整課地域振興室。

    ・ 鳥取市佐治町では、農水省の「子ども農山漁村交流プロジェクト」に取り組んでおり、(株)さじ21が事務局機能を担っているが、東部一円のグリンツ支援を行うまでには至っていない。

    ・ 八頭地区では、連絡会のような組織は存在しないものの、小規模ながら都市住民等との交流による地域振興の取り組みが見られる。(例:智頭町新田、若桜町吉川、八頭町隼地区など)

    ・ NPO学生人材バンクが、高齢化する農村集落に対し農村ボランティア等の支援を行っている。また、鳥取市の委託事業を受けて「鳥取市農家漁家民泊推進員」を1名雇用している。

3.事業内容

平成22年度に「鳥取県東部地区グリーンツーリズム推進協議会」を新たに設置し、以下の事業を行う。

1.東部一円のグリンツ情報を網羅したホームページを作成し、適時に情報発信を行う

2.東部地域内で現在グリンツに取り組む団体(個人)に加え、取り組む意欲のある団体(個人)を発掘し、研修等を行い育成する

3.グリンツ取り組み団体・個人による、県内外の先進事例視察の実施

4.市街地居住者を対象とした、グリンツ体験ツアーの実施

4.負担金割合

県 1/2、東部・八頭管内各市町 1/2

5.予算要求額内訳

項目
金額(千円)
摘要
(1)東部地区グリーンツーリズム推進協議会負担金
1,549
負担金
(2)旅費(普通旅費)
210
標準事務費
     計
1,759

6.他事業との違い

本事業は「東部地区中山間地域振興協議会」の施策提案によるもの。
中山間地域の振興や農家所得の向上を図る目的で、推進協議会に加盟する県東部のグリンツ取組団体(個人)を対象として行うもので、観光政策課が行う「グリーンツーリズム普及促進事業」とは異なる。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成21年度、「中山間地域資源活用支援システム創設調査検討事業」により、以下に示す取組を行った。

1 東部・八頭管内のグリーンツーリズム取り組み団体、支援団体への聞き取り調査(6月〜10月)

2 先進地(長野県飯田市)から、「観光カリスマ」井上弘司氏を招き、「都市と農山村交流による地域活性化講演会」を開催(7月10日)

3 東部・八頭管内の行政機関(県・市町)担当者による「都市と農村交流等による中山間地域振興施策検討会」を実施し、グリーンツーリズムに取り組む団体に対する支援策について検討(4月以降10月まで5回実施)) 

これまでの取組に対する評価

1 東部管内9団体、八頭管内5団体(個人)に聞き取りを行った。
各団体、個人の取り組み内容や抱える課題は様々であるが、共通する課題として
@取り組みが小規模かつ人材不足
A広域連携及び情報発信の必要性が挙げられる。

2 県東部を中心に一般参加者・行政職員含め約110名の参加があり、関心の高さが伺える。

3 「鳥取県東部地区グリーンツーリズム推進協議会」の設立、予算措置について、各市町とも合意。

工程表との関連

関連する政策内容

東部地区中山間地域の振興策の推進

関連する政策目標

地域が取り組むグリーンツーリズム等への支援

財政課処理欄


中山間地域振興の取組について、県は施策を推進するにあたって市町村及び県民等と協働(条例第4条)、市町村は地域振興を図る上で中核となる行政組織(条例第5条)という役割分担であるため、当該協議会においてもあくまで中心はNPOなど地域住民や地元市町であり県が中心的な役割を担うべきではありません。

また、県として、地域住民や地元市町の活動を側面支援するものですので、人役はほとんどかからないものと考えます。

トータルコストが過大です。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 297 0 0 0 0 0 0 0 297
要求額 1,759 0 0 0 0 0 0 0 1,759

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,192 0 0 0 0 0 0 0 1,192
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0