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福祉保健部 東部福祉保健局 健康支援課健康づくり支援班
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
22年度当初予算額(最終) |
1,419千円 |
8,068千円 |
9,487千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
22年度当初予算要求額 |
3,998千円 |
8,068千円 |
12,066千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
21年度当初予算額 |
1,073千円 |
8,285千円 |
9,358千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:3,998千円 (前年度予算額 1,073千円) 財源:国1/2、単県
課長査定:一部計上 計上額:1,419千円
事業内容
1.事業内容
関係機関と連携し、思春期世代が気軽に立ち寄れる相談場所として「ピアルーム」を平成21年6月設置し、相談や性に関する正しい知識の普及啓発に取り組んでいる。
しかし、ピアルームの役割やピアカウンセリングに対して十分に周知がなされていないこともあり、若者にとって「気軽な場」として定着していない。
そのため、人が集まりやすい場所(ジャスコ鳥取北店)で継続して実施し、さらに以下の新たな取組みを行い、ピアルームの「地域での定着化」と「効果的な運営」を目指す。
(1)ピアルームの充実等
@「ピアルーム」開設日の増設
若者が立ち寄れる機会を増やすため土曜日だけでなく、日曜日も開設し、利用の機会を拡大する。
※若者が多く来店しているのは土・日曜日である。
A「ピアルーム」の利用拡大の工夫
若者が気軽に立ち寄れるよう、以下のことを行う。
○若者を対象にしたピアカウンセラーの企画・手づくりによるミニセミナーを定期的(月1回程度)開催し、情報発信を行う。
(開催内容)
・ピアルームスタッフ&サポーター
:性に関する基本的知識等について
・外部講師:若者の関心の高いテーマについて
○ピアルームスペースの自由な活用
・ミニセミナー等を開催しない時は、自由に活用できる空間として若者に提供し、「気軽な場」としての利用促進を図る。
B若者の目を引くインテリアの工夫
・ピアルームスタッフの手づくりで、「ピアルーム」のインテリアを工夫する。
・魅力的な場とするため専門家の助言も活用する。
年度 | 開設日時 | 内 容 | スタッフ |
21 | 毎週土曜日
14時〜16時 | 相談 | ピアカウンセラー(3)
看護職(1)
局スタッフ(1) |
22 | 毎週土曜日
14時〜16時 | 相談
ミニセミナー開催(情報発信)(月1回程度) | ピアカウンセラー(3)
看護職(1)
局スタッフ(1) |
毎週日曜日
13時〜17時 | 相談
フリースペース | 看護職(1) |
(2)普及啓発
●トーク&ライブの開催
多くの若者にピアルームの存在を周知するために、トーク&ライブ形式のイベントを行う。
<トーク>
・ピアルームの内容について
・性の健康についての正しい知識の提供
<ライブ>
●ラパオレカードの作成
現在のカード(ピアルーム「ラパン ドゥ オレイユ」のPRカード)に掲載している内容をさらに充実したものにし、東部管内の学校、関係機関等に配布する。
(3)先行実施県との意見交換会
思春期の性の健康サポート事業は取り組みをはじめたばかりであり、ピアルームが目指す姿である「地域に定着し、若者にとって気軽な場」となるためには、様々な課題を克服することが大切である。そのため、年間1,000件の相談が寄せられる栃木県のピアルーム「クローバー」と意見交換を行い、今後の運営の参考とする。
<意見交換内容>
●ピアカウンセリングの手法について
●気軽に立ち寄ってもらうための工夫について
●地域に定着させるための工夫について など
2.積算根拠
| 所要額 |
1.ピアルームの運営(面接)
■相談日:週2回
(土曜日と(新)日曜日)
■場所:ジャスコ鳥取北店
■ピアカウンセリング
(新)ミニセミナーなどの情報発信(月1回程度)
■ピアカウンセラー3名とピアカウンセラーへの助言者
(看護職)を1名配置(土曜)
(新)看護職1名配置(日曜)
■場所づくりについて専門家から助言を得る
■ピアルームの運営委員会:全体会(年3回) | 3,040
(一部
国庫1/2) |
2.ピアルームの普及啓発(PR)
■(新)トーク&ライブの開催
<トーク>:(案)NPO法人ティーンズルーム理事長
虎ノ門病院産婦人科医師 須藤なほみ氏
<選定理由>
10代の性の健康サポートに力を入れ、地域を巻き込んだ活動を実施している。
<トーク>:ピアカウンセラー
<ライブ>県内で活動している若者バンド
対象者:中学生、高校生等の10代の若者
■カード、チラシ配布(一部国庫1/2) |
|
3.ピアカウンセラーのためのスキルアップ研修
■研修会:年2回
講師(案):●自治医科大学公衆衛生部門
看護学部客員教授 高村 寿子氏
●鳥取大学医学部保健学科教授
前田 隆子氏
対象者:ピアルームスタッフ及び運営委員会のメンバー |
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4.(新)先行実施県との意見交換会
<意見交換候補地>
(案)栃木ピアルーム「クローバー」 |
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5.ピアカウンセラー候補者の発掘
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| 3,998 |
3.背景・目的
近年、社会情勢の変化による性情報の氾濫、思春期における性行動の活発化等により思春期の性の健康問題(人工妊娠中絶、性感染症)が深刻化し、本県及び管内においても、思春期世代の人工妊娠中絶率の高率・性感染症の増加がみられ、大きな課題となっている。
また、平成20年度実施の「思春期の性に関するアンケート」では、悩みに対しての相談相手は、「友達」との回答が多かった。
そこで、ピアルームを設置し、友達世代のピアカウンセラーによるピアカウンセリングや性に関する正しい知識の普及啓発等を行う。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
平成21年度の新規事業である。
<今年度の目標>
・中・高校生等の10代の若者にピアルームの周知を図る。
<取組状況>
・ピアルームを6月から開設
来所者数:39名、相談者数:6名(平成21年9月26日現在)
・中・高校生等の10代へのピアルームの周知
PRカードの配布 23,500枚(平成21年9月末現在)
・ピアルームに関わるスタッフの資質向上
ピアルーム開設にむけての研修会 1回
スキルアップ研修 1回
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
PRカードを配布する等で周知を行っているが、十分には「若者に知られていない」ということと、「気軽な場となっていない」という課題がある。しかし、定期的に相談者が来所しており、継続の必要がある。
<改善点>
若者にピアルームをより知ってもらい気軽な場とするために、新たに「トーク&ライブ」を開催し、ピアルームをPRするとともに、ピアルームで相談にのるだけでなく、ミニセミナーを開催し、情報発信も同時に行っていく。
工程表との関連
関連する政策内容
健康づくりの推進
関連する政策目標
思春期健康問題事業の推進
財政課処理欄
同じ方法で行っていた中部福祉保健局の例を十分に検討するなど、まずは現状分析と評価をしっかり行ってください。今の要求内容で、来所者数が増加するとは思えません。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,073 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,073 |
要求額 |
3,998 |
364 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
3,631 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
1,419 |
338 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,081 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |