現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 農林水産部のとっとり逸品育成事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

とっとり逸品育成事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 東部農林局 農林業振興課生産流通担当  

電話番号:0857-20-3552  E-mail:toubunourin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 1,337千円 807千円 2,144千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 4,087千円 807千円 4,894千円 0.1人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 1,921千円 1,657千円 3,578千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:4,087千円  (前年度予算額 1,921千円)  財源:単県 

課長査定:一部計上   計上額:1,337千円

事業内容

1 目的

生姜せんべいと生産地である気高町瑞穂地区の生姜とを結びつけて、鳥取県の特産品として売り出し需要拡大を図ると共に素材となる生姜の生産振興及び消費拡大を図る。

2 事業内容

(1)要求額 4,087千円

    〔内訳〕                          (単位/千円)

    事業区分

    事業主体

    補助率

    要求額

    生産・販売振興

    種苗費助成

     生姜生産者

    1/2

    1,200

    モデル圃展示事業



    20

    栽培研修会開催


      −

     12

    (新)トンネル保管庫実証事業


    -

    2,834

    生姜協議会立ち上げ


    -

    21

    ○種苗費助成
      (1)新規生産者  新規作付面積
         10a×600千円/10a×1/2=300千円
      (2)面積拡大生産者 拡大面積
         30a×600千円/10a×1/2=900千円
    ○優良モデル圃場
      ・記帳手当   20千円
    ○栽培研修会開催
      ・生育前期5〜6月、生育後期9〜10月: 計2回
    ○協議会の立ち上げ及び交流
      ・生姜生産者での協議会を立ち上げ、栽培技術の勉強会・意見
        交換、年間の栽培計画・販売計画の策定を行う。

    (新)トンネル保管庫実証事業
      ・旧榎トンネル(鳥取福部線)を利用した保管庫が可能かどうか
       年間温度・湿度の調査を行う。
      ・学校給食食材の長期保管に苦慮している市町の保管場所と
       しての利用も期待できる。
      @入口と出口に扉(4枚)を付ける経費 2,500千円
      A設計管理費                250千円
      B温湿度の調査   温湿度計3台     84千円
(2)全体計画(平成21年〜23年度)
 (単位:千円)
  H21  H22  H23 合 計
 情 報 発 信
 161
161
 パッケージ改良
 400
400
 種 苗 助 成
 1,200
1,200
1,200
3,600
 優良モデル圃
 20
20
20
60
 研 修 会
 12
12
12
36
 視    察
 23
-
-
23
 協議会(交流会)
 105
  21
  21
147
(新)トンネル保管庫実証事業
    2,834
-
2,834
     合 計
1,921
4,087
1,253
7,261

3 現状と課題

(生姜生産の現状と課題)
  ・生姜保管は年間温度15〜16℃、湿度90%以上の環境が 
   最適。
  ・生姜を通年出荷するために、現在は防空壕を利用。
  ・防空壕がない場合、生産拡大を進めるには新たな定温保管
   庫が必要。
  ・先進地の高知県では、個人農家でも保管庫に2,400万円と
   その後の維持管理費をかけている。
  ・個人施設のない農家用は、共同保管庫としてJAが整備。
  ・東部地域の生産現状ではこのような設備投資は出来ない。
  ・経費のかからない保管庫として、トンネルが年間を通じて
   15℃程度の気温と湿度をを保つとされている。
  ・管内の廃トンネルを調査した結果、2カ所の廃トンネルがあ
   り、その1つの旧榎トンネル(鳥取福部線)が利用可能。

4 効果

・生姜、生姜せんべいを鳥取県の特産品して育成できる。
・保管庫の確保により、安心して生産拡大が図れる。
・学校給食の食材の長期保存庫に利用できれば、地産  
  地消の取組対する波及効果が期待できる。
・生姜の面積拡大、栽培者数増により生産が増大する。
・生姜の栽培技術向上が図れ、生姜生産が安定・増大する。
・生産者、加工業者、観光業者が一体となって、新たな生姜の
活用の取組を行うことによる農業、観光等の分野での相乗
効果が図られる。
  (例:県東部特産物(白イカ等)とのセットによる販売、料理等
     による相乗効果)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1.ショウガ栽培状況
・H21栽培拡大面積 12.5a

2.視察・研修会等
  ・事業説明会、ショウガ圃場視察研修、先進地視察(高知県四万十
  町)、ショウガ栽培研修会を開催

3.栽培農家の掘り起こし
・JAいなばを通じて栽培農家の掘り起こし
・機関誌「ハローいなば」で広く事業紹介
・栽培者、栽培予定者で交流会を開催予定

4.生姜せんべいグループ結成と販売促進活動
  ・生姜せんべい加工業者4店(いずみ屋、玉田屋、宝月堂、秋田玉栄   堂)で生姜せんべい部会を結成
・共通パンフレットの作成

5.鳥取市のイモコンフェスタへの参加
・収穫した新ショウガ販売とショウガ湯の試飲によるPR
・各社生姜せんべいを詰め合わせた、食べ比べセットを販売

これまでの取組に対する評価

1.ショウガ栽培拡大について
  ・現在JAいなばにはショウガの生産部はないが、JAいなばでも直   売所の取組でショウガ栽培に理解を示しており、前段として交流   会が出来る予定。
  ・交流会での検討の中で、来年度に向けて栽培面積の拡大が期 
   待できる。

2.ショウガ関連の特産化について
  ・これまで別々に活動していた生産者と加工業者が共同でPRする
   体制が整備出来た。
  ・イベント等への参加で栽培農家の生産意欲が向上した。

3.今後の課題
  ・しょうがの年間出荷するための保管庫が課題として残っており、
   栽培者には来年度の実証試験への協力を依頼する。





工程表との関連

関連する政策内容

地域の農業振興を図るための環境作り(地域特産物の生産振興を支援)

関連する政策目標

農業者への経営自立支援

財政課処理欄



     まずは現状でのトンネル内部の温度、湿度等を調査し、仕切壁の設置による保管庫としての活用の可能性を十分検討した上で、仕切り壁の設置に着手すべきと考えます。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,921 0 0 0 0 0 0 0 1,921
要求額 4,087 0 0 0 0 0 0 0 4,087

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 1,337 0 0 0 0 0 0 0 1,337
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0