これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○政策目標
・犯罪発生件数を30年度までに、人口千人当たり7.89件とする。
・鳥取県優良防犯施設の認定数(学校等)を30年度までに、466件とする。
○ 取組
・平成20年度に策定した推進計画、指針に従い、各種施策を推進。
・優良防犯施設認定制度は、平成20年度に策定したが、県内の防犯施設の普及は低調であり、今後の普及啓発が必要である。
・県内の犯罪被害の特徴として、無施錠によるものが多く、全国でも上位を占めていることから、鍵かけを促進するポスターの掲示やチラシの配布による目に見える形での啓発の継続が必要。
・犯罪の発生件数は、平成15年をピークに年々減少しているが、自転車盗や万引きなどの罪種別に見ると、増加しているものがあるため、個別の防犯対策の普及啓発を行っていく必要がある。
○現時点での達成度
・平成20年度の犯罪発生率 10.1件/千人(達成率78.1%)
・優良防犯施設認定制度 0件 (達成率0%)
これまでの取組に対する評価
○自己評価
・犯罪のないまちづくりに関する事業は、昨年度、新規事業として始めたところである。
・平成20年度に、県で定めた推進計画の各種施策に従い、県民の防犯意識の向上のため、ポスターの掲示、チラシの配布、地域安全フォーラムの開催等、広く県民の目に見える形での普及啓発を行っている。
・犯罪の抑止対策は、地域を中心とした防犯活動が功を奏しており、全体としては減少しているが、個々の罪種を見ると増加しているものがあり、増加している犯罪の防犯対策を講じることが急務である。
・犯罪は年々変化するものであり、発生する犯罪に合わせた防犯対策を、迅速に効率よく行っていく必要がある。
○改善点
・全県における推進体制については、地域の防犯団体を中心とした組織を作り、他地域の団体、自治会、行政、事業者と連携しネットワーク化を図り、犯罪のないまちづくりの構築を目指す。