現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部のとっとりの鏝絵・なまこ壁の魅力を伝える事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:土木費 項:土木管理費 目:建築指導費
事業名:

とっとりの鏝絵・なまこ壁の魅力を伝える事業

将来ビジョン関連事業(つなげる/魅力があふれ、人が集うにぎわいまちづくり)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

生活環境部 景観まちづくり課 まちづくり推進担当  

電話番号:0857-26-7387  E-mail:keikanmachizukuri@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 14,340千円 1,614千円 15,954千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 14,340千円 1,614千円 15,954千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:14,340千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:14,340千円

部長査定:計上   計上額:14,340千円

事業内容

1 復活要求の事業概要

 県内に存する豊富な「鏝絵となまこ壁」をとおして、鳥取県の隠れた地域資産や左官文化、「日本(山陰)の美」について考察を深め、これらを全国に情報発信することにより、鳥取における「鏝絵なまこ壁文化の拠点づくり」を目指す。


    【事業の運営方法】
    ○民間を主体とした運営体(仮称)鏝絵なまこ壁・推進協議会を組織し、企画運営の全てを行う。
    ○事務局は民間の組織内に設置する。
    ○運営費用は構成する各団体で負担するものとする。

     (構成案)
      ・民   間:鏝絵なまこ壁の専門家
              建築、左官業、デザイン、民芸、観光等の団体
      ・研究機関:大学等
      ・行   政:県、市町村

    【事業内容】
    (1)「全国・鏝絵なまこ壁サミットinとっとり 2010」の開催
     ■メインイベント
      〔第1日目〕 全体集会
       テーマ『日本の美・左官文化・鏝絵なまこ壁の魅力を探る』
        1)基調講演
           建築、左官、日本文化に関わる著名人による講演
        2)全国の先進地及びルーツに当たる海外からの地域報告
        3)鳥取の鏝絵なまこ壁の調査結果報告
        4)パネルディスカッション
           専門家×先進地代表者×鳥取県の研究者
        5)交流会
           地元の文化芸能、地の食と酒、温かいおもてなし

      〔第2日目〕:(エクスカーション)
       テーマ『とっとり蔵リズムを楽しもう!』
        1)午前/著名人による講演
        2)午後/エクスカーション(バスツアー)の実施

     ■サブ・イベント1「各地からの情報発信」
       @参加先進地のお国自慢、地域資料の展示、映像紹介等
       A各地からの鏝絵制作などの作品展示
       B各地の鏝絵なまこ壁の写真パネル展示

     ■サブ・イベント2「左官の手技と体験」
       @なまこ壁などの壁塗り実演
       A鏝絵づくりの体験教室
       B県内映像紹介

    (2)県内の鏝絵なまこ壁の調査継続と情報展開
      ・埋もれる素材の発見・発掘と調査の継続
      ・勉強会・見学会等の実施
      ・全国への情報発信

    (3)鏝絵なまこ壁の文化拠点づくり
      ・建築、歴史、文化等ジャンル別研究
      ・人的ネットワークづくり
      ・「(仮称)鏝絵なまこ壁学会」の設立準備 等

2 復活要求する理由

平成21年度において、資源の発掘、フォーラムの開催、データ整理等を行い、県民に向けて地域資源、観光資源としての鏝絵なまこ壁をアピール。
  • また、地元新聞で「とっとり鏝絵なまこ壁紀行」を連載、テレビ、旅行雑誌等で取り上げられるなど、県内だけでなく、県外でも知名度が高まりつつあるなど、一定の成果が得られた。
  • この時期を捉え、更に事業展開し、地域の活性化に繋げるとともに、左官業界全体を盛り上げ、地域の伝統産業として活用し、左官文化の復興、鏝絵なまこ壁の文化拠点作りを目指す。

3 査定内容

「ゼロ査定」 ・県が主体的に実施することに疑問。
・参加市町村からの負担金も含めて運営方法を再検討すること。

4 現状・背景

鳥取県内には鏝絵、なまこ壁など素晴らしい左官技術を活かした素材が沢山あることがあまり知られておらず、地域資源として認識、活用されず、老朽化に伴って失われるものも多い。
  • また、職人不足が叫ばれる中、左官職人も仕事量の減少も相まって若い職人が育ちにくく、高齢化が一層進み、伝統技能の継承も難しくなり、地域資源としての保存も難しくなりつつある。
  • 平成21年度において、資源の発掘、フォーラムの開催、データ整理等を行い、県民に向けて地域資源、観光資源としての鏝絵なまこ壁をアピール。
  • その他、地元新聞で「とっとり鏝絵なまこ壁紀行」を連載、テレビ、旅行雑誌等で取り上げられるなど、県内だけでなく、県外でも知名度が高まりつつある。

5 課長要求時との変更点

・事務局を民間の組織に変更 ・サミット開催だけでなく、その後の展開も含めて民間主体で行う。

6 要求額


協議会負担金 14,060千円※ 
標準事務費     280千円
  計    14,340千円
  ※うち、(財)自治総合センター助成金3,000千円要望

(協議会運営費)    32,000千円
 負担区分 県     14,060千円
      関係市町村  6,000千円
      企業、団体等 1,000千円
      参加者負担等10,940千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

 平成21年度において、資源の発掘、フォーラムの開催、データ整理等を行い、県民に向けて地域資源、観光資源としての鏝絵なまこ壁をアピール。
 ・県内の鏝絵・なまこ壁の発掘 約300ヶ所
 ・平成21年11月8日にフォーラム「鳥取の鏝絵・なまこ壁」を開催
 ・地元新聞で「とっとり鏝絵なまこ壁紀行」を連載

その他21年度内に以下を予定
 ・データ資料の整理
 ・PRパンフレットの作成
 ・巡回パネル展の開催

これまでの取組に対する評価

 フォーラムは県民へのアピールを目的に実施したが、参加者数約213名中、県外からの参加が1/4近くを占めるなど予想以上の集客があり、地域資源、観光資源としての認識に効果があった。
 また、テレビ、旅行雑誌等で取り上げられるなど、県内外に知名度が高まりつつある。

工程表との関連

関連する政策内容

市町村や地域と連携したまちなみ景観の保全・活用

関連する政策目標

地域資源を活用したまちづくり実施地区数の増

財政課処理欄


 本事業に係る県費の負担は、平成22年度限りとします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 14,340 0 0 0 0 0 0 0 14,340
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 14,340 0 0 0 0 0 0 0 14,340
要求総額 14,340 0 0 0 0 0 0 0 14,340

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 14,340 0 0 0 0 0 0 0 14,340
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0