1 要求内容
課長要求で計上査定を受けた水質汚濁防止対策費中の備品購入費について新たに追加要求する。
2 追加要求理由
○平成21年11月30日付告示で新たに塩化ビニルモノマー及び1,4―ジオキサンが水質環境基準健康項目及び地下水環境基準項目に追加されたことに伴い、基準値超過した場合、原因究明調査を実施する必要がある。しかし、本県は当該追加項目の測定機器を所有していない。
○1,4―ジオキサンが今回新たに公共用水域における人の健康に係る被害を生ずるおそれがある物質として環境基準が設定されたことから、健康項目を基準超過した場合に詳細調査(総合事務所:採水、衛生環境研究所:分析)を実施し、外部委託測定結果に対するクロスチェックする必要がある(仕様書規定)。
○1,4―ジオキサンについては、現在排水基準への設定を国が検討中であり、今後、事業場排水調査でも測定が必要となることが予想される。
○塩化ビニルモノマーについては、トリクロロエチレンの分解生成物であり、智頭でトリクロロエチレンが検出されていることを考慮すると、新たに検出される可能性が十分に考えられ、地下水基準を超過した場合に飲用に供される場合も考えて早急な汚染井戸周辺地区調査を実施する必要がある。
3 追加要求内容
追加要求額(備品※購入費) 13,507千円
※パージ&トラップ装置
水試料中の塩化ビニルモノマー及び1,4ージオキサンを強制気化、濃縮しGC/MSに導入するための装置
1 要求内容
H22当初(財政課長査定)で計上されていた水質汚濁防止対策費のうち、備品購入費について、緊急雇用経済対策関係としてH22年度1月補正で前倒し要求することとしたため、減額要求を行なうもの。
2 要求額
備品購入費(蒸留水製造装置、pH計検出部) : △1,696千円