現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部の旧岩美鉱山鉱害防止事業費
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長調整1      支出科目  款:衛生費 項:環境衛生費 目:環境保全費
事業名:

旧岩美鉱山鉱害防止事業費

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生活環境部 水・大気環境課 水環境保全室  

電話番号:0857-26-7197  E-mail:mizutaikikankyou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 54,856千円 7,261千円 62,117千円 0.9人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 54,856千円 0千円 54,856千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:7,086千円    財源:単県 

課長査定:計上   計上額:7,086千円

事業内容

1 要求内容


     課長要求でゼロ査定を受けた旧岩美鉱山の坑廃水処理施設管理委託費中の人件費の単県継足し分の復活要求
    【必要経費 7,086千円】

2 査定内容

【査定内容】
 財政課長要求で、委託費中の給与費について、岩美町の給与体系に準じているために生じている単県継足し分はゼロ査定

【査定理由】
 国庫補助基準が労務単価を採用しているのは民間委託が前提であり、他県の例もほとんど民間委託。県から岩美町に委託し、さらに岩美町鉱害防止協会に再委託している理由が判然としない。

 

3 要求理由

 坑廃水処理事業については、今後も恒久的に続くものであり、県と町の連携をより一層強固にし、町及び協会が自らの問題として責任を持った対応を行う体制を維持する必要がある。

○旧岩美鉱山は、荒金など集落が近在し、住民は鉱害によって苦しんだ経緯があるため、鉱害に対する関心が非常に高い。特に昭和18年の鳥取大地震では、堆積場かん止堤が決壊し、65名の犠牲者を出し、翌年には洪水によって鉱泥が水田に流入、数十haにも及ぶ無収穫水田となったことがあった。
○現在は、対策事業や地元有志の地道な努力もあり、魚の棲めなかった川にサケが遡上するまで回復したが、一度崩れた環境を取り戻すには多大な労力と時間と費用を要することは、身近な事例として教訓となっている。
⇒ 県と町で責任を持って坑廃水処理を維持していくことが必要

○現在、旧岩美鉱山は山陰海岸ジオパークのジオサイトの一つとして、また、過去の歴史を学ぶ貴重な施設として、小学校や自治会などの学習の場となっている。
⇒ 来訪者に対する歴史説明、処理施設の案内も重要な業務となっており、これらを熟知した人材が必要

4 今後の対応

 現行の執行体制を維持しつつ、今後、単県継足しの増加を抑制するため、現場職員の給与のあり方について22年度に岩美町と協議検討する。
 また、国に対しては、地域実情に応じた、超過負担の生じない運用を行うよう今後も求めていく。

財政課処理欄


  現在の執行体制による実施は、平成22年度限りとします。
  平成23年度以降については、現在の委託方法(県→岩美町→岩美町鉱害防止協会)以外の管理委託を検討するとともに、引き続き現状の委託方法とする場合にあっては、今後の人件費支出のあり方について、検討してください。 

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求総額 0 0 0 0 0 0 0 0 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 7,086 0 0 0 0 0 0 0 7,086
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0