1 事業概要(新規)
(1)鳥取県西部地震の発生から10年となる平成22年10月6日に、被災体験や復興活動を振り返り、地震防災の教訓を語り継ぐことにより、防災意識を高めるためのフォーラムを開催する。
(2)鳥取県西部地震を題材として、地域の協力を得ながら防災教育に取り組むことにより、次世代を担う若者の防災意識を高める。
2 目的
本県の地震防災を考えるうえで、貴重な体験である鳥取県西部地震について学び、伝えることで、地震による被害の軽減に効果的な「自助」「共助」の活動を活発にしていく。
また、あわせて、PTA、自治会、公民館などの連携強化を図り、地域防災力の向上につなげる。
3 実施内容
(1)鳥取県西部地震から10年フォーラムの開催 →計上
【期 日】 平成22年10月6日(水)
【場 所】 米子コンベンションセンター 小ホール
【概 要】 防災専門家等の基調講演、被災者の体験談の報告、次世代(西部地区の児童・生徒)の活動報告等
(2)防災教育を推進する取組 →ゼロ
【対 象】 西部地区の児童・生徒、教員等
【概 要】 鳥取県西部地震発生時の住民の様子、地震に対する備え、地域の災害に対する弱点など、フィールドワークの手法を使って学習
【実施方法】西部地区の生徒が総合的な学習の時間等を使って、鳥取県西部地震等について学習(学習指導については、京都大学防災研究所に委託)。成果については、10年フォーラムにおいて発表。
4 要求額
2,387千円
(1)鳥取県西部地震から10年フォーラム 667千円
→343千円
(2)防災教育を推進する取組 1,720千円→ゼロ
5 鳥取県防災フェスティバルとの連携
10年フォーラムと鳥取県防災フェスティバルを県が実施する10年事業と位置付ける。また、10月6日前後に市町村や防災関係者が実施する事業と連携することで10年事業全体を構成することによって、県民等の関心を高めた事業としたい。