自主防災組織の結成及び育成を図っていくため、地域防災活動指導者養成研修を県と市町村が協働して開催し、地域防災活動指導者(地域防災リーダー)の養成を図る。
〈地域防災活動指導者(地域防災リーダー)の役割〉
(1)自主防災組織の結成促進及及び地域住民の防災に係る意識の醸成や知識の普及、訓練などの取組実施
(2)災害時における、地域の被災情報の通報、対策の周知、避難・救助などの応急活動や復旧活動の地域内での連絡調整 |
(1)自主防災組織を取り巻く現状
■自主防災組織の組織化がなかなか進まず、組織化されていても活動が不活発、停滞しているところがある。
■コミュニティが衰退し、自主防災活動の基本となる地域活動が活発でなく、防災の知識や技術を次代に継承できていない。
(2)必要性
■自主防災組織の設立及び実効性のある活動のため、自治会等の自主防災活動を支援する防災活動指導者が必要
■住民同士の連携を図るため、日ごろの自主防災活動に積極的に取り組むことが必要
■防災活動の指導、支援を行うとともに、新たな地域防災リーダーを育成していく人材が必要。
※ 県は、広域的な観点から防災の充実に取り組んでおり、その中で自主防災組織の充実を支援
(参考) 本県の自主防災組織の組織率は62.3%(平成21年4月1日現在)と全国平均の71.7%(平成20年4月1日現在)と比べて低調