現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 福祉保健部の未来のパパママ育み事業(安心こども基金)
平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

未来のパパママ育み事業(安心こども基金)

将来ビジョン関連事業(育む/すこやか子育て)

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福祉保健部 子育て支援総室 子育て応援室  

電話番号:0857-26-7572  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 5,000千円 807千円 5,807千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 5,000千円 807千円 5,807千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,000千円    財源:基金10/10  (要求額の内訳)  復活:5,000千円

部長査定:計上   計上額:5,000千円

事業内容

1 事業内容

 高校生に結婚・妊娠・子育て等に関する知識・情報を提供し、自分のライフプランを描いてもらうことで、将来、親となるための自覚と子育てへの関心・理解を深めてもらうことを目的とした「未来のパパママ育み出前教室」を実施する。

    【事業主体】 県 (県助産師会に委託)

    【財源内訳】 安心こども基金 10/10

    【概要】 未来のパパママ育み出前教室

    (1)事業対象


       原則高校3年生(希望があれば大学生も対象とする)

        ※但し、学校と相談し、各学校の実情等考慮の上、実施学年を決定する。
    (2)事業内容

      ●助産師が学校に出向き、いのちの大切さと次世代にいのちをつなぐための心構え等を手作り教材で伝える。 
      [実施回数 90回(概ね1〜2学級毎に実施) × 60分授業]

        ※実施回数、事業時間、内容等については、学校と相談し、各学校の実情等考慮の上、実施する。
        <メニューの一例>

        ・胎児心音、産声、出産時の家族の喜びの声を聴いたり、妊婦疑似体験、新生児(人形)抱っこ等により、いのちの重みを体感。
        ・自分のライフプランを描き、人生設計について考える。

        ・妊娠・出産・育児等に関する正しい知識と情報について、助産師が関わった実例をあげながらの分かりやすい講話により習得。

          次代の親づくりの観点から、結婚・出産・子育ての適齢期等自分の将来のライフスタイルを考え、親となる自覚と少子化への理解を深める内容とする。

2 復活要求内容

全額復活要求

3 課長査定結果

効果が疑問です。
  • 必要があれば、教育委員会ともよく相談してください。  
  • 4 復活要求理由

    少子化問題の主な要因である未婚・晩婚化に歯止めをかけるため、近い将来、結婚適齢期・妊娠適齢期を迎える高校生等に親となるための自覚を持ってもらうことが必要である。
    • 教育委員会においても、豊かな心や社会性を育むために、各学校において、未来の親となるための学習等に取り組んでいるところであるが、より効果的な学習とするために、出産や子育てに直接携わる助産師による講話や体験を取り入れることに期待している。

    5 事業の必要性・背景等

    ・少子化、未婚化が深刻な問題となっている。
    • 出生数 (人口動態統計)
      S50 : 8,755人 → H20 : 4,878人 (過去最低)
    • 合計特殊出生率 (人口動態統計)
      S50 : 2.02 → H20 : 1.43 (過去最低)
    • 未婚率(30〜34歳) (国勢調査報告)
      男 S50 : 9.1% → H17 : 37.8%
      女 S50 : 5.7% → H17 : 25.9% 
    ・「結婚しなくてもよい」「結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない」とする若者が増えている。
      • 結婚しなくてもよい(70.0%)
      • 結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない(42.8%)
        [男女共同参画社会に関する世論調査(内閣府H21.10)]
      • 結婚しなくてもよい(20歳代:61.0%)
        [家族をテーマとした全国世論調査(朝日新聞社H21.12)]
    ・晩婚化の進展により、第一子出産年齢が高くなり、夫婦から生まれる子どもの数が少なくなっている。

    これまでの取組と成果

    これまでの取組状況

    ○母子・思春期保健担当の取組
     (社)日本助産師会鳥取県支部が実施する中学生を対象とした「いのちの出前教室〜輝く思春期の君達への応援プログラム〜」に係る経費を助成(平成16年度〜)

    (参考)学校での取組
     高校2年生に対して、子育てへの理解を図るため「親の役割や保育の重要性、子育ての楽しさを伝える冊子」を配布(平成19年度・以降ホームページに掲載)。
     「未来の親となるための体験学習」の実施(一部県立高校)

    これまでの取組に対する評価

    中学生を対象とした「いのちの出前教室」は、年間10校限定の手上げ方式で実施している。
     授業に参加した生徒から「命の大切さや性感染症、望まない妊娠予防についてわかった。」等の感想が寄せられ、また、繰り返し出前教室を希望する中学校が多い。
     しかし、年間実施校には限りがあり、また、対象が中学生であるため、命の大切さや性感染症等の予防について習得しても、自分自身が親となり、妊娠・出産する実感はまだ持ちにくいため、 全高校生を対象とした親となるための直接的教育が必要。

     <助産師が出前教室を行うメリット(教育現場の声)>
    ・妊娠、出産、死産、人工妊娠中絶など命に関わる仕事に携わる助産師の言葉からは命の重さや感動が伝わりやすく、教科書の中の話ではなく、身近な現実問題として捉えやすい。
    ・教科担任だと授業の延長という感じになりやすく、また、日常的に顔を合わせている教員が結婚・妊娠・出産の話をすることは互いに照れくさく、集中して聞いてもらう雰囲気になりにくいが、普段あまり接点のない助産師の話はとても新鮮で興味深く、短い時間でも生徒が集中して聞くので、心に残りやすい。
    ・生徒にとって学校の先生でなく、保護者でもない、第3者という立場での助産師の話はすんなり受容しやすく、また、事後に個人的な相談もしやすい。(事後フォローとして、担当助産師の連絡先を配布しており、メール・電話での相談者も多い。【相談実績:年間約2,500件】)

    工程表との関連

    関連する政策内容

    地域の子育て支援力の向上/子育て家庭に対する支援の充実
    母子保健の充実

    関連する政策目標

    地域で子育てを応援する機運の醸成を図るとともに、子育て家庭への総合的な支援施策を展開する。
    十代の人工妊娠中絶実施率を下げる。

    財政課処理欄

    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    復活要求額 5,000 0 0 0 0 0 0 5,000 0
    追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    保留・復活・追加 要求額 5,000 0 0 0 0 0 0 5,000 0
    要求総額 5,000 0 0 0 0 0 0 5,000 0

    財政課使用欄(単位:千円)

    区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
    査定額 5,000 0 0 0 0 0 0 5,000 0
    保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0