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平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

児童養護施設等退所児童(者)の自立と支援を充実するための調査・検討事業

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福祉保健部 子育て支援総室 家庭福祉室  

電話番号:0857-26-7893  E-mail:kosodate@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 517千円 807千円 1,324千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 620千円 0千円 620千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:620千円    財源:単県  (要求額の内訳)  追加:620千円

部長査定:計上   計上額:517千円

事業内容

1 背景

 被虐待児童(者)は親元に戻れない児童(者)が多く、児童養護施設等を退所後、親族の支援もなく様々な理由で社会的不利益を被りやすく、社会的自立が難しい。

     こうした中、児童養護施設等を退所児童(者)や里親から自立した者のための相談・支援を目的として国モデル事業として平成20年度10月から全国に先駆け支援に取り組んでいる。
    ○平成22年度以降はモデル事業でなく、一般の国庫補助事業として継続。

    ☆国モデル事業の概要
    国事業名地域生活・自立支援事業(モデル事業)
    補助事業者鳥取県児童養護施設協議会
    補助率国1/2,県1/2
    支援対象者児童養護施設等を退所した児童(者)
    業務の概要○各種相談(直接来所又は電話対応 等)
    ・住居、家庭、交友関係など悩み、不安に対する相談
    ・転職・離職などの相談、生活と就職の両立、ハローワーク等の活用、職場との連携
    ○意見交換、情報交換が気軽にできる場の提供
    職員体制非常勤職員 2名
    施設名施設名「ひだまり」
    鳥取市立川町5丁目240−3−3
    その他全国3カ所でモデル的に実施
    (東京、大阪、鳥取)

2 課題

相談体制は、県内を中心に着実に相談実績を積み重ねてきているが、退所児童(者)を中心とした者自らが助け合っていくことができる自助的ネットワークづくりの整備を進める必要がある。
○県議会決算審査特別委員会(平成21年12月)文書指摘
「児童養護施設退所者や里親委託解除者同士が自助・自立できるネットワ−クの構築に係る研究・検討を行うべき。」

3 要求内容

児童相談所職員、県内児童養護施設職員、学識経験者等による委員会を設置し、児童養護施設退所者や里親委託解除者同士が自助・自立できるネットワ−クの構築に係る研究・検討を行う (1)有識者検討委員会の開催
     より専門的な意見や施設関係者の意見を取り入れるため有識者等、専門家を委員に含めた検討会を開催する。
    (ア)検討委員のメンバー・・・6名
    専門家(大学教授等)1名、児童養護施設関係者 1名
    里親関係者1名、ひだまり職員1名、教育関係者1名、就労関係者1名
    (イ)開催回数・・・年4回程度
    (ウ)検討期間・・・1年間
    (エ)主な検討項目
    • ネットワーク構築に向けた情報収集のあり方
    • 退所者同士の意見交換・情報交換のあり方
    • 相談機能と仲間どうしの具体的支援のあり方
    • ネットワークの広報・周知の機能強化・充実策 等
(2)退所児童(者)との意見交換会
     退所児童(者)の実態把握、要望・意見を聴取するための意見交換会を開催
     ・開催回数・・・年2回(東部地区、西部地区)

4 要求額積算

○検討会・意見交換会開催経費・・・620千円
予算区分
要求額
積算根拠
特別旅費
126
検討委員出席者旅費 等
普通旅費
63
検討委員出席者旅費
役務費
21
電話代、郵券料
報償費
360
検討委員 報償費
会場使用料
24
委員会会場使用料
需用費
26
コピー用紙 等
620

5 自助的ネットワーク構築の必要性

 施設退所児童(者)の自立は、退所後が重要でありながら、現実は自立を支える仕組みが不十分。
 退所後は、入所仲間とのきずなに頼り、不安の中で社会生活を送っているが、時の経過とともに自分の生活が手一杯でいつか仲間とのきずなも薄れて徐々に孤立していく。
 自助的ネットワークを構築することでバックアップ体制、サポート体制、精神的な支えが構築される。

財政課処理欄


 謝金単価等を精査しました。適切に執行してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 620 0 0 0 0 0 0 0 620
保留・復活・追加 要求額 620 0 0 0 0 0 0 0 620
要求総額 620 0 0 0 0 0 0 0 620

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 517 0 0 0 0 0 0 0 517
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0