地域の関係者が情報共有し、地域の医療機関、福祉関係者等の役割分担と連携を図るため、地域医療に関する課題の検討(在宅医療など)や地域で統一した地域連携クリティカルパス(4疾病)の策定に必要な経費に対し補助する。
(4疾病:がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)
○要求額 14,400千円 (4,800千円 ×3地域)
会議費 1,800千円(1回当たり150千円)
事務局費 600千円(通信費、コピ−代)
人件費 2,400千円(担当者1名分)
・補助率 10/10(財源 基金10/10)
・補助対象経費
会議の開催に要する経費
(使用料及び賃借料、需用費、旅費、報償費等)
会議の調整を行う職員人件費
・補助対象 各地区医師会(想定)
<事 業>
・地域の医療関係者、福祉関係者で構成する協議会の設置・開催 年12回
・協議会の開催回数を月1回見込んでおり、地区医師会の既存の職員だけでは対応は困難と考えられるため、各地区医師会に担当者(1名)を計画期間中配置
<協議会での役割>
・地域で統一した地域連携パスの作成。(4疾病)
・地域の医療・福祉関係者が会したカンファレンスの体制の構築など病病連携、病診連携を進める為の検討。
<実施主体>
各地区医師会(又は各福祉保健局のいずれかを想定)
<事業実施年度>
平成22年度〜平成25年度
地域連携クリティカルパスは、現在は脳卒中、大腿骨骨折について一部の病院で独自のものを作成しており、退院後に地域の診療所が患者を診る場合、退院前の病院が違えば、診療所は複数のパスを使用することとなる。
4疾病について統一的なパスを策定することにより、より効率的かつ安全な医療提供が可能となる。