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平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:老人福祉費
事業名:

長寿医療制度健康診査支援事業

将来ビジョン関連事業(支え合う/高齢者、障がい者等の質の高い生活の確立)

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福祉保健部 医療指導課 国民健康保険係  

電話番号:0857-26-7165  E-mail:iryoushidou@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 27,149千円 807千円 27,956千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 27,149千円 807千円 27,956千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:27,149千円    財源:単県  (要求額の内訳)  復活:27,149千円

部長査定:計上   計上額:27,149千円

事業内容

1 事業の内容

県内の高齢者の方の健康づくりの観点から、鳥取県後期高齢者医療広域連合(以下、「広域連合」という。)が行う健診事業に対し、国、市町村と同額(国補助基準単価の3分の1)を助成する。

2 復活要求内容

広域連合が行う健診事業への助成

     27,149千円

3 (参考)課長査定結果

・後期高齢者の健康診査の実施については、高齢者の医療の確保に関する法律において保険者(広域連合)の努力義務とされていますし、県としては、長寿社会課などの事業を通して高齢者の健康づくりに関与していることから、県の助成を行う必要性は感じられません。
・県の支援により受診率の向上にどのような効果があったのか不明であり、広域連合の財源補てんになっていると思われます。

4 復活要求理由

・健診事業は、平成19年度まで後期高齢者も含めた40歳以上の方について、老人保健法の規定により市町村実施が義務づけられていたが、平成20年度から後期高齢者の健診事業については、広域連合が自主的(努力義務)に行うこととなったため、後期高齢者の健康づくりがおろそかになるのではないか、という不安の声があった。
県民の健康づくりの観点から、県は年齢にかかわらず高齢者の健康づくりに対しても、国民健康保険の特定健診に対する県負担(国補助基準単価の3分の1)と同様の支援を行う。
・健診結果や疾病分析・医療費分析を行うことによって、今後の健康づくり事業に繋げることができる。健診事業の確実な実施のため、引き続き健診率の向上について広域連合、健診事業を受託している市町村への働きかけを行う。
 【平成22年度の取組方針案】
  ○健診事業の広報の強化
   ・市町村広報誌などの早期掲載
   ・健診PR資料の作成
  ○健診の申し込み方法の見直し
   ・全被保険者への受診券の送付
  ○受診率向上のための具体的方策の検討
   ・広域連合と市町村との事業打合せ会の開催
  ○市町村保健師による健康相談の実施
   ・健診結果等を活用した窓口相談、訪問指導
  ○被保険者に対する健康づくり啓発事業の実施
   ・健康づくり講演会の開催(東・中・西部) 

5 健診率の状況

平成20年度 20.8% → 平成21年度 21.4%(見込み) → 平成22年度 25.0%(計画)
平成20年度全国平均 18.65%

6 平成21年度の健診事業に対する取組状況

○広域連合
  ・高齢者健康づくり推進大会を県内3箇所で開催
○市町村
  ・広報誌、ケーブルテレビなどによる受診勧奨(18市町村)
  ・がん等の他検診との同時実施(14市町村)
  ・休日健診の実施(10市町村)
  ・集団健診の実施回数を増加(4町)
  ・他市町村でも個別健診受診が可能(2市町)

7 所要経費

補助額 27,149千円(広域連合が計画している健診見込み者数より積算)
※健診見込み者数:21,591名(長寿医療制度被保険者数:86,362名のうち、平成22年度広域連合健診見込み者数)

【健診事業の委託額及び財源内訳】
<補助前>
(単位:千円)
区分委託額左の内訳
国庫補助市町村補助
保険料
課税世帯
81,846
17,625
17,625
46,596
非課税世帯
44,516
9,524
9,524
25,468
126,362
27,149
27,149
72,064

<補助後>
(単位:千円)
区分 委託額左の内訳
国庫補助市町村補助県補助保険料
課税世帯
81,846
17,625
17,625
17,625
28,971
非課税世帯
44,516
9,524
9,524
9,524
15,944
126,362
27,149
27,149
27,149
44,915

補助額算定:例】
 ・非課税世帯の方が医療機関で受診した場合
  健診実施額:8,000円(基本健診項目を受診した時)
  (内訳)
    自己負担額  :  500円
    国補助額   :1,606円
    市町村補助額:1,606円・・・国補助額と同額
    県補助額   :1,606円・・・国補助額と同額【要求】
    保険料     :2,682円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

各市町村では高齢者の方が健診を受診するよう国民健康保険の特定健診とあわせて広報を行ったり、休日に受診できるようにするなどの取組を各市町村で行っている。また、健診結果や疾病分類を分析することで、より効果的な保健事業の実施につなげている。

これまでの取組に対する評価

・平成20年度に後期高齢者の健康診査事業が鳥取県後期高齢者医療広域連合が自主的(努力義務)に行うこととなったため、後期高齢者の健康診査事業がおろそかになるのではないかという不安の声があったが、県が財政支援することにより安心して受診できる体制が整った。
・県が財政支援を行うことで高齢者の健康づくりに積極的な関与が示せた。
・健診結果を分析することで効果的な保健事業を行うことが期待できる。

工程表との関連

関連する政策内容

長寿医療制度の円滑運営

関連する政策目標

長寿医療制度の円滑運営

財政課処理欄


 実績を元に、県の支援が受診率の向上にどのような効果をもたらしたのかを平成22年度のサマーレビューで検証してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 27,149 0 0 0 0 0 0 0 27,149
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 27,149 0 0 0 0 0 0 0 27,149
要求総額 27,149 0 0 0 0 0 0 0 27,149

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 27,149 0 0 0 0 0 0 0 27,149
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0