現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 福祉保健部の【鳥取県地域医療再生基金事業】広域災害救急医療情報システム(EMIS)整備事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  部長要求      支出科目  款:衛生費 項:医薬費 目:医務費
事業名:

【鳥取県地域医療再生基金事業】広域災害救急医療情報システム(EMIS)整備事業

将来ビジョン関連事業(支え合う/あんしん医療体制の構築と健康づくり文化)

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福祉保健部 医療政策課 医療政策担当  

電話番号:0857-26-7172  E-mail:iryouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 19,141千円 1,614千円 20,755千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度予算要求額 19,141千円 1,614千円 20,755千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:19,141千円    財源:基金  (要求額の内訳)  復活:19,141千円

部長査定:計上   計上額:19,141千円

事業内容

1事業内容

大災害が発生した場合に、早急に被災地内外の医療機関の稼働状況などを収集、提供し、迅速且つ適切な医療救護活動を支援する厚生省主導の全国的システム(39県加入済み)を導入する。

2復活要求内容

要求額 19,141千円

@EMIS使用料 5,040千円
A救急医療情報システムサーバ使用料 971千円
BEMIS初期導入費 1,488千円
C救急医療情報システム改修費 11,642千円
※@Aについては基金終了後も継続

1システム概要
 災害発生時に被災地内、外における医療機関の稼働状況など、災害医療に関わる情報を収集、提供し、被災地域での迅速且つ適切な医療救護活動を支援することを目的としているシステム
→阪神淡路大震災で、初期医療体制の遅れにより避けられた災害死が約500名との指摘があり、その教訓を基に厚生省主導で作成された。

(システム取り扱い情報)
・医療機関建物・施設被害の有無
・患者収容の可否(手術受入可否、人工透析可否、受入実績、転送必要患者数)
・医療機関ライフラインの可否
・DMAT管理機能

2システム活用
○災害が発生した場合、各病院は早急にEMISにより被災状況・患者収容の可否などを入力。
○医療機関、消防はEMISを活用し、患者搬送を行う。
○国、他県から、災害急性期に支援(広域搬送、DMAT派遣)を受けるためには厚生労働省主導で作成された全国的システムEMISが必要である。
○現在の「救急医療情報システム」(空床情報等)は県内の救急医療のためのシステムであり、 国・他県が閲覧することができず、かつ災害時に必要な事項(施設被害の状況、手術受入可否、転送必要患者数等)が記載されていない。

3全国の加入状況
 39県加入済
 (未加入県8県(宮城県、鳥取県、島根県、徳島県、長崎県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県))

3課長査定結果

 広域災害救急医療情報システム(EMIS)整備事業、EMIS導入に伴う救急医療情報システム等改修事業については、ランニングコストが多額で費用対効果に疑問があります。

4復活要求理由

 初期投資、後年度負担は高額であるが、ほとんどの都道府県が加入しており、国(厚生労働省)も 災害医療についてはEMISを活用して対応することとしている中で、本県がEMISに加入しないとなると、阪神大震災並みの大規模災害時には孤立化することが想定される。

 よって、再生基金を活用し整備を行うものである。

活用にあたっては、災害医療センターでEMISに関わっておられた本県防災顧問にアドバイスを いただきながら、効果的な活用を進めていく。

5鳥取県防災顧問発言要旨

本間正人氏

(平成17年1月〜災害医療センター救命救急センター部長、平成21年4月〜鳥取大学付属病院救急救命センター長(鳥取県防災顧問))
(平成21年8月10日 防災関係機関情報交換会)
 インターネットの環境でございますので、日本全国、どこからでも見ることができるということが非常に重要でございます。場合によっては厚生労働省の担当者のデスクからも見えますし、あるいは、首相官邸に作られた国の対策本部のスクリーンにこれが映写されて、今、DMATどうなってんだと言ったら、なんとかDMATは活動してるし、なんとかDMATはもう撤収しているというようなことが一覧表として見れるというようなことになっております。
 病院の情報を入力するというのみならずDMATの活動であるとか、広域搬送等々の様々な内容というのが盛り込まれているんです。是非、これに参加してもらいたいかなと思います。



工程表との関連

関連する政策内容

医療提供体制の整備

関連する政策目標

安心安全な医療提供体制の構築

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 19,141 0 0 0 0 0 0 19,141 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 19,141 0 0 0 0 0 0 19,141 0
要求総額 19,141 0 0 0 0 0 0 19,141 0

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 19,141 0 0 0 0 0 0 19,141 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0