刑務所出所者のうち、帰住先がない高齢である者又は知的障がい(知的障がいが疑われる者IQ69以下の者を含む)に対し、出所後円滑に福祉サービスへつなげるための支援を行う地域生活定着支援センターを設置する。
【実施主体】県(公募により決定する者に業務委託して実施)
【財源内訳】委託費:国10/10、県事務費:単県
【対象者】保護観察所の行う特別調整の対象者(高齢者またはIQ69以下で知的障がいが疑われる者であって、帰住先がないため自立が困難と思われ満期釈放される者)
【委託内容】
@刑務所に入所中の人に対する支援
- 刑務退所後の受入施設等の確保(帰住予定地の決定)
- 刑務所退所後に直ちに福祉サービス等を利用できるようにするための体制整備
A刑務所を退所した人にかかる支援
- 本人に対する処遇、福祉サービス等の利用に対する助言等
- 適正な処遇が行われているか、個人情報の管理はなされているかなど、一定期間ごとのサービス評価
- 本人・家族又は関係機関等に対する助言
- 福祉サービス等の利用支援
【事務費(単県)】
地域生活定着支援センターの行う業務について、市町村、入所施設と刑務所、退所者の連絡調整。