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平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:障がい者自立支援事業費
事業名:

障がい者文化・芸術振興事業

将来ビジョン関連事業(支え合う/高齢者、障がい者等の質の高い生活の確立)

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福祉保健部 障がい福祉課 自立支援室  

電話番号:0857-26-7866  E-mail:shougaifukushi@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 2,815千円 1,614千円 4,429千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 2,915千円 1,614千円 4,529千円 0.2人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 2,815千円 1,657千円 4,472千円 0.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:2,915千円  (前年度予算額 2,815千円)  財源:単県 

課長査定:計上   計上額:2,815千円

事業内容

1 事業内容

障がいのある方が、自ら「絵を描いてみたい」、「楽器を演奏したい」など、文化・芸術活動をやってみたいという意欲を高めるとともに、めばえた意欲を優れた芸術活動に結びつけるため次の事業を実施。

(1)障がい者文化・芸術活動支援事業【継続】

障がい者等で構成する団体が、文化・芸術活動を行おうとする際の立ち上げ経費の一部を助成する。(一対象分野につき最長2年間まで)

    【要求額等】1,015(1,015)千円
          • 補助金1,000千円(@200千円×5団体)
          • 選定委員会開催経費15千円
    【事業主体】障がい者団体
    【補助率等】県10/10(補助基準額@200千円)
    【財源内訳】単県
    【補助対象経費】文化・芸術活動の立ち上げに必要な報償費、旅費、需用費、役務費、使用料及び賃借料、備品購入費

(2)障がい者文化・芸術作品展等開催事業【拡充】

先進的活動紹介等の講演会、作品展、ワークショップの開催や応募作品の審査・表彰を通じ当事者、県民に対する障がい者文化・芸術への理解促進を図る。
【要求額等】1,900(1,800)千円(委託料)
【拡充内容】知事賞等の設置
          副賞:楯 @14千円×10名分
          (知事賞1、金賞3、銀賞3、銅賞3)
【変更内容】身体障害者作品展との統合
          障がいの種類や、障がいの程度が違う方の作品を一堂に展示することにより、障がい克服の過程や、芸術性など様々な視点で作品を鑑賞することができ、障がい者文化・芸術の理解を深めることができる。
【事業主体】県(委託先:障害者文化・芸術作品展等開催事業実行委員会へ業務委託)
【財源内訳】単県
【対象明細】
    <講演会シンポジウムの開催>
        報償費、旅費、需用費、使用料及び賃借料
    <作品展等の開催>
        賃金、需用費、役務費、使用料及び賃借料

【変更点】知事賞の創設
【新たな取り組み】
 本作品展開催実行委員会において、障がい者の文化・芸術活動の質の向上、自立と社会参加につながる作品展とするため、平成21年度、試みとして、応募作品の中から芸術的に優れた作品を選考し、最優秀賞等を設けて、表彰を実施した。
 平成22年度からの取り組みとして、県内で文化・芸術活動を行っている障がい者にとって励みとなるような作品展となるよう普及啓発・定着をさらに促進させるとともに、障がい者当事者、一般県民に対する障がい者文化・芸術への一層の理解促進につながるものとするため、県知事賞を創設したい。

3 事業期間

平成20から22年度(3年間)
    ※今年度「障がい者文化・芸術作品展」について一部見直し

4 背景・目的

 自己選択・自己決定に基づく「地域生活移行」や「就労支援」を推進しているが、休日、余暇を活用した絵画や音楽などの文化・芸術活動で過ごされる機会が少ない。  一方で、昨年度10月、倉吉市で開催された「アウトサイダーアート展inくらよし」の絵画作品等を展示した美術展が、多くの方に感動を与えたり、また、障がいのある方の作品が高価で売買されるなど、障がい者の文化・芸術活動が従来の生活訓練や余暇活動から、生活の手段に変化する可能性を秘めている。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


平成17年度から平成19年度に実施した事業内容について見直しを行った。
(1)障がい者文化・芸術活動支援事業
 「活動分野の偏り」や「団体の固定化」という問題点があったことから、平成20年度から活動経費助成が一部の団体へ偏らない効果的な支援となるよう、「立ち上げに係る経費」と「新たな分野を優先」することに視点をおいた補助制度に変更した。

(2)障がい者文化・芸術作品展等開催事業
 平成20年度から、障がいの種別に関わりなく障がい者の文化・芸術作品を公募により応募・展示等する初めての試みとして実施した。本作品展開催実行委員会において、障がい者の文化・芸術活動の質の向上、自立と社会参加につながる作品展として定着させるため、応募作品の中から芸術的に優れた作品を選考・表彰し、県内で文化・芸術活動を行っている障がい者にとって励みとなるようなものにすべきとの方針が決定されたことから、最優秀賞等設けて表彰を実施。

これまでの取組に対する評価


(1)補助制度を変更したことにより、活動意欲に広がり、7団体からの応募があり、5団体が選定されるなど、活動意欲も広がりを見せつつある。
   過去に助成を受けた団体からは、この補助制度を活用することにより、講師に来てもらい指導してもらうことにより、質の向上を図ることが出来、活動意欲も向上した。現在では、無報酬で講師をして下さる方があり、活動を続けることが出来ている。額は少なくても、このような補助制度は、活動を続けていく上では励みとなるため継続してもらいたい。
(2)平成21年度からは、文化・芸術活動を行っている障がい者の励みとなるよう、芸術的に優れた作品を選考・表彰し、質の向上につながる第一歩として、最優秀賞等各賞を設けた。
平成22年度から知事賞を設けることにより、活動を行っている障がい者の励みとなり、更なる活動の促進・質の向上につながることが期待される。

財政課処理欄

(2)障がい者文化・芸術作品展等開催事業【拡充】
 ⇒ 委託経費(アルバイト人数)を精査しました。

    また、長寿社会課の「シニア作品展(仮称)」について、出品点数から見ても費用対効果の面で疑問があり、見直しをお願いしているところなので、ユニバーサル作品展のような真に垣根のない誰でもが参加可能な実施方法を検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,815 400 0 0 0 0 0 0 2,415
要求額 2,915 0 0 0 0 0 0 0 2,915

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 2,815 0 0 0 0 0 0 0 2,815
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0