これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)無料肝炎ウイルス検査
○県内3保健所で肝炎ウイルス検査を実施
(鳥取保健所、倉吉保健所、米子保健所)
○県内123の医療機関と委託契約を締結し、肝炎ウイルス検査を実施
(2)肝臓がん検診等精度管理
ア 鳥取県肝炎対策協議会
適切な肝炎ウイルス検査や精密検査等の実施を確保するため、肝炎専門医等による協議会を開催し、検査実績等の評価・検討を行った。
また、鳥取県肝疾患診療連携拠点病院及び鳥取県肝疾患専門医療機関の選定なども行った。
平成20年度開催日:H20/8/28、 H21/2/14
平成21年度開催日: H21/9/5、H22/2/13予定
イ 肝臓がん検診従事者講習会
肝臓がん検診の精度確保を図るため、肝臓がん検診に従事している医師、保健師等の資質向上を目的に講習会を開催
平成20年度開催日: H21/2/14
平成21年度開催日: H22/2/13
ウ 症例検討会
具体的症例に係る知見の集積・共有化により診断技術の向上を図るため、症例検討会を開催
平成20年度開催日: H21/2/14
平成21年度開催日: H22/2/13予定
エ 追跡調査
検診の精度向上を図るため、継続してがん診断例の症状等の追跡調査・分析をおこなっている。
これまでの取組に対する評価
(1)無料肝炎ウイルス検査
肝炎ウイルス検査については、市町村が健康増進事業として実施されるものもあるが、実施日や実施場所等の都合により、受診が困難な方もおられる。
肝炎ウイルス検査の受けやすい体制を継続するため、保健所及び医療機関における肝炎ウイルス検査の実施は重要であると考える。
ただし、検診受診希望者数についは、各種報道等の取り上げ次第で、大きく変動する傾向にあることから、受診者数の推計が難しい側面がある。
肝炎ウイルス検査の無料検診については、平成20年度限りの時限措置であったが、現在もなお肝炎ウイルスの感染に対し不安を感じる者が多く、肝炎ウイルス検査の受診しやすい体制の確保するため、平成22年度も継続して実施する。
(2)肝臓がん検診等精度管理
医師会(専門医)、鳥大等に協力頂き実施しているものであり、本県の肝炎ウイルス検査及び肝疾患医療水準の発展に重要な役割をもつ事業である。
今後も継続して実施していく必要がある。