現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 福祉保健部の福祉のまちづくり条例西部地区推進事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:社会福祉総務費
事業名:

福祉のまちづくり条例西部地区推進事業

将来ビジョン関連事業(支え合う/高齢者、障がい者等の質の高い生活の確立)

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

福祉保健部 西部福祉保健局 福祉企画課企画総務係  

電話番号:0859-31-9315  E-mail:seibu_fukushihoken@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 112千円 3,227千円 3,339千円 0.4人 0.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 867千円 3,227千円 4,094千円 0.4人 0.0人 0.0人
21年度当初予算額 230千円 3,314千円 3,544千円 0.4人 0.0人 0.3人

事業費

要求額:867千円  (前年度予算額 230千円)  財源:単県 

課長査定:一部計上   計上額:112千円

事業内容

1 事業内容

 福祉のまちづくり西部地区懇話会で提案のあった意見を実現するため、下記の事業を実施する。

(1)療育キャンプ交流事業(新規) 214千円
    ア 障害者に対する理解を深めるため、ピノキオの会(身体に障害のある児・者を持つ家族の会)が開催する療育キャンプに西部管内の中学生がボランティアとして参加。
    実施時期 平成22年10月頃
    参加者中学生14名【7校×2名】及び参加校教師、行政関係
    積算療育キャンプ参加経費 102千円 (バス借り上げ料、ボランティア保険料、昼食等食糧費)
    事業期間平成22年度〜平成24年度

    イ 参加した生徒による体験発表会、保護者・療育専門家による講演会を実施し、障害者理解の普及を図る。(参加校毎に実施)
    実施時期 平成22年10月下旬〜11月上旬
    発表者療育キャンプに参加した中学生
    講演会ピノキオの会保護者、療育専門家
    参加者参加生徒所属校の中学生、療育キャンプ参加者、懇話会委員他(各校別に実施)
    積算体験発表会経費 112千円 (発表者記念品、謝金)
    事業期間平成22年度〜平成24年度
(2)バス停ベンチ設置検討事業(新規) 653千円
    ○西部管内のバス停、公園等のベンチを増やしていく方策を検討する。
    検討委員会 (材料の入手〜ベンチの設計・製作〜普及方策の検討)
    委員会メンバー案米子工業高等専門学校、障害者就労事業振興センター、市町村、県、障害者団体、高齢者団体、自治会代表
    モデル設置10箇所(屋根があり、ベンチがないバス停を選定)

    ※西部管内の自治会から希望をとり、検討委員会の中で場所を決定。
    ※設計・製作は、米子高専に委託
    精算○検討会開催経費 153千円
     (検討会委員報償費、旅費)
    ○試作品製作経費 500千円(10脚)
     (材料費等製作・設置経費)

3 背景

(1)療育キャンプ交流事業
・最近の学校教育や普及啓発活動では、「共生」という考え方が浸透しつつあるが、一般的には、障害者に対する理解と認識の不十分さがあり、「共生」しあう姿が共有できない現状がある。
・これまでの普及啓発活動は、どちらかといえば、当事者団体、支援団体、行政関係者が主になって行われてきた。
・障害者への理解は、障害者との交流活動により深めることができる。とりわけ子供の時から交流の場を設定することにより、「人として認め合い、それぞれの良さを生かしながら共に生きる」という心の醸成を図ることが期待できる。

【福祉のまちづくり西部地区懇話会での意見】
・障害者は、「受身、かわいそう」というイメージがついてしまっており、「一緒に生きているんだ」という感覚が抜けている。このあたりを配慮した教育が必要。
・小学生が見学に来られるが、質問等事前に調べてきてほしい。先生方が時間がないということでおざなりになっている。せっかく来ているのだからもう少しゆっくりボランティア体験ができるような仕組み必要では。

(2)バス停ベンチ設置検討事業
・平成20年度の懇話会で、高齢者は、バス停や町中にもっとベンチがあると、高齢者も外出しやすくなる。という意見を受け、平成21年度に西部地区のバス路線のうち12路線について、バス停のベンチ・屋根設置状況を調査。
・平成21年度中に、自治会、老人会等を通じて、バス停のベンチ需要調査を実施予定。
 〔調査バス停〕781箇所
 〔ベンチ有り〕206箇所
 〔設置率〕26%

福祉のまちづくり西部地区懇話会について

 平成20年度の「福祉のまちづくり条例」全部改正に合わせ、「福祉のまちづくり推進協議会の下部組織として、東中西に懇話会を設置。
【西部地区懇話会で目指すもの】
 西部地区において、懇話会を母体にして広域的に県民の福祉意識の改善・浸透を目指していくとともに、懇話会を市町村や事業者等の福祉のまちづくりの取組みを誘発する場として機能させ、将来的には、“市町村自らが地域に密着した課題解決を図る場”としていく。
【西部地区懇話会で展開していきたいこと】
「障害者観の変化の理解促進、人づくりのための福祉教育の推進」などを主眼とし、そのために何が必要か、懇話会で協議・検討する。(意識調査や優良事例等の調査、障害者との交流などの機会創出等)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<政策目標>
 西部に密着した課題の解決、市町村独自のバリアフリー基準の設置
<取り組み状況>
 福祉のまちづくり西部地区懇話会を開催し、地域の問題について意見をいただくと共に、関係する者に情報を提供してきた。
 また、出された意見をもとに、
・心のバリアフリーを進めるための一般市民向け講演会、懇話会委員向け研修会を実施
・現状把握のための調査を実施

これまでの取組に対する評価

 地域の問題の課題の発見、解決については、一定の成果がある。
講演会、研修会を通じて、世界各国のバリアフリー状況(ハード・ソフト)を伝えることができた。
<課題等>
 講演会については、入場人数等の制限もあり、きっかけ作りには有効だが、範囲が限られている。
 西部圏域全体の心のバリアフリーを進めるためには、別の手法も検討し継続して啓発活動を行う必要がある。

工程表との関連

関連する政策内容

【福祉のまちづくりの推進】
バリアフリー(ハード、ソフト)の推進

関連する政策目標

西部に密着した課題の解決、市町村独自のバリアフリー基準の設置

財政課処理欄

 

 バス停設置等検討事業については、市町村の取り組みを応援するような仕組みとすべきと考えます。

 枠外標準事務費要求は、枠内で対応してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 230 0 0 0 0 0 0 0 230
要求額 867 0 0 0 0 0 0 0 867

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 112 0 0 0 0 0 0 0 112
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0