現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 福祉保健部のエイズ予防対策事業
平成22年度予算
当初予算 一般事業  課長要求      支出科目  款:衛生費 項:公衆衛生費 目:予防費
事業名:

エイズ予防対策事業

将来ビジョン関連事業(支え合う/あんしん医療体制の構築と健康づくり文化)

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福祉保健部 健康政策課 感染症・新型インフルエンザ対策室  

電話番号:0857-26-7857  E-mail:kenkouseisaku@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
22年度当初予算額(最終) 8,497千円 16,136千円 24,633千円 2.0人 1.0人 0.0人
22年度当初予算要求額 8,497千円 16,136千円 24,633千円 2.0人 1.0人 0.0人
21年度当初予算額 8,701千円 16,570千円 25,271千円 2.0人 1.0人 0.0人

事業費

要求額:8,497千円  (前年度予算額 8,701千円)  財源:国1/2 

課長査定:計上   計上額:8,497千円

事業内容

事業内容

エイズのまん延防止と早期発見・治療を行うとともに、患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図るため以下の事業を行う。

(1)普及啓発

要求額 2,219千円(前年度2,131千円)(国補1/2)

    各種イベントを活用し、一般県民・青少年・大人それぞれに適した形で普及啓発を行う。   
      ・一般県民・・・世界エイズデー等イベントを通じて啓発
      ・青少年・・・学校祭・学校における性教育教室での健康教育
      ・大人・・・大人が利用する施設等での啓発
    ○各福祉保健局で独自の普及啓発活動が行えるよう、要求拡充

(2)検査・相談体制の充実

要求額 5,015千円(前年度5,012千円)(国補1/2)
1 相談窓口の開設  【各福祉保健局・健康政策課】
     エイズ・性感染症に関する相談窓口を設置(平日対応)。
     無料・匿名で若者の性に関する悩みに対応する。
2 HIV検査の実施【各福祉保健局】
     各福祉保健局で定期検査日を設定、来所者の検査を実施 するとともに、正しい性行動ができるよう指導を行う。
     陽性者に対しては、精神的支援と、適切に医療につなげられるよう支援を行う。
 カウンセラー派遣事業
     保健所における検査告知の際、または医療機関において、精神的サポートが必要な受検者に対し、カウンセラーを派遣する。
4 検査・相談従事者育成のための研修派遣
    ○研修派遣について、実態に併せ削減。  

 

(3)医療体制の充実

要求額 1,263千円(前年度1,558千円)(国補1/2)  感染者・患者が安心して治療が受けられるよう、医療提供体制の充実を図る。
    ・エイズ治療従事者育成のための研修派遣
    ・エイズ相談・治療連絡会議の開催
      エイズ治療に関わる医療機関の連携体制の充実を図る
    ・エイズ感染予防薬の整備
      医療機関で針刺し事故が発生した場合の予防薬の更新
○研修派遣について、実態に合わせ削減。
 

背景

  • HIV感染は、正しい知識と、それに基づく個人個人の注意深い行動により、防ぐことの可能な疾患である。
  • 近年の医学や医療の進歩により、感染しても早期発見及び早期治療により長期間社会の一員として生活を営むことができるようになってきている。
  • しかし、国内のHIV感染者・エイズ患者は依然として増加傾向にある。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

エイズのまん延防止と早期発見・治療を行うとともに、患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図るため以下の事業を実施した
 
■普及啓発
 年間を通した取組の中で、強化期間を設け、積極的な普及啓発に取り組んだ。
 HIV検査普及週間(6月1日〜8日)
 性感染症キャンペーン(7月〜9月)
                 【思春期健康問題プロジェクト事業】
 世界エイズデーキャンペーン(12月1日)
     
■検査・相談体制の充実
*検査・相談は、個別に関わることのできる唯一の機会なので検査をするだけではなく、個別指導を充実させるための体制整備を行った。
   
従事者の研修派遣 ・・・平成20年度 保健所保健師2名、衛生環境研究所 1名
   
*強化期間に併せ検査・相談窓口を拡大し、相談しやすい体制を図った。
  
■医療体制の整備
 感染者・患者が安心して治療が受けられるよう、医療提供体制の充実を図った。
○エイズ治療従事者育成のための研修派遣 6名
○エイズ感染予防薬の整備
 医療機関で針刺し事故が発生した場合の体制整備を図った。
  
  

これまでの取組に対する評価


 【成果】
 ・普及啓発の強化期間のあとは、検査件数が増え、早期発見・治療につながっている。

 ・街頭キャンペーン、健康教育等を通じ、エイズ対策に興味を持つ若
者が増えているとともに、思春期ピアカウンセラー養成講座受講者を活用した新しい事業の展開にもつながり始めている。
○世界エイズデーボランティア参加数
    19年度・・・67名、20年度・・・114名、21年度・・・129名
○新しい事業
    東部福祉保健局・・・11月21日 世界エイズデーキャンペーン(トークショー)
    中部福祉保健局・・・11月15日 エイズフォラーム(ロータリークラブ主催のイベントに後援として参加)
  
 ・エイズ治療は、日々進化している中、当県においては症例が少な いため、医療従事者が学ぶ場が少ないが、研修へ派遣することにより、感染者・患者の安心して治療が受けられる体制づくりに寄与できている。
   

工程表との関連

関連する政策内容

新型インフルエンザ対策等に係る医療体制等の推進

関連する政策目標

県民へ新型インフルエンザ等についての情報提供を実施。医療供給体制の整備を図るために関係機関と協議を行う。

財政課処理欄


 各種イベントや街頭でのキャンペーンについて、キャンペーングッズ等を毎年のように作成するのは、費用対効果も不明であることから方法を見直してください。また、キャンペーンなどの実施にあたっては、職員の業務量が削減するよう見直しを行ってください。

 なお、事業の推進にあたっては、思春期健康問題プロジェクト事業の見直しとあわせて効果的に行ってください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 8,701 4,341 0 0 0 0 0 9 4,351
要求額 8,497 4,239 0 0 0 0 0 9 4,249

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 8,497 4,239 0 0 0 0 0 9 4,249
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0