【参考:平成21年度定例議会議事録抜粋】
知事:認定こども園導入ということになればニュートラルに子どもを預け続けることができるようになり、そうした施設のバックアップが必要と思っている
(6)鳥取県における保育所の状況と対応方針
○潜在的な待機児童の存在
少子化で子どもの数が減少する中、保育所入所児童は3歳未満児を中心に増加傾向。
市部の保育所では定員超過(69園、886人超過)の状態。
一方で、幼稚園の園児数は減少傾向。
幼稚園では子育て支援の一環として2歳児受入を実施中。
○市町村の対応
定員超過ではあるが待機児童としては出てなく、認可保育所を増やすと新たな財政負担が生じるため、市町村は幼保連携型認定こども園や保育所の整備には消極的。
○幼稚園型認定こども園の必要性
このような状況を踏まえ、子どもの保育環境の改善するため、県として幼保連携型認定こども園の整備が進むよう政策的に誘導していくことが必要。
○新たな財政支援の創設
幼保連携型の移行への足がかりとして、県独自の制度として幼稚園型認定こども園の設置が進むよう施設整備への補助を創設する。