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平成22年度予算
9月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

GTI(広域図們江開発計画)専門家セミナー・シンポジウム開催事業

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7660  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 3,038千円 1,614千円 4,652千円 0.2人
3,038千円 1,614千円 4,652千円 0.2人

事業費

要求額:3,038千円    財源:単県   追加:3,038千円

知事査定:計上   計上額:3,038千円

事業内容

1 事業概要

中国、ロシア、モンゴル、韓国の4か国が協力して進めている広域図們江(ともんこう)開発計画(GTI)に関連した事業として、GTI運輸部会専門家セミナーを誘致するとともに、セミナーにあわせて環日本海貨客船航路利用の新たな可能性等について情報を発信するシンポジウムを開催する。

    現時点、境港が環日本海を結ぶ航路の日本国内唯一の港となっている。

2 事業の背景

・GTIの運輸分野の事業に取組むGTI運輸部会の創設会議が、2010年6月に韓国プサンで開催され、鳥取県からも職員がオブザーバーとして参加したところ。
・その会議において、環日本海貨客船航路がGTI運輸事業サブプログラムに盛り込まれた。
・併せて、2010年12月に予定されている専門家セミナーを鳥取県で開催してはどうかとの提案があり、鳥取県での開催が内定。

3 広域図們江開発計画(GTI)の概要

国連開発計画(UNDP)が支援し、中国、ロシア、モンゴル及び韓国の周辺4か国が協力して取組んでいるもの。
中国、ロシア、北朝鮮が国境を接する地域を中心として、運輸、エネルギー、環境、投資、観光の5分野で地域経済の一体的な発展を推進する開発計画。

4 事業の目的・効果

環日本海貨客船航路がGTI運輸事業サブプログラムに盛り込まれたことを契機に、航路の認知度向上や、航路利用の新たな可能性等について情報を発信。
(1)航路の認知度向上
    航路の新たな可能性について情報発信し、現在、大連ルートを利用している企業の関心を高める。
(2)将来の利用拡大に向けたきっかけづくり
    中国東北部とを結ぶ新たな輸送ルートの開拓へ向けた課題の共有など。
(3)GTI運輸部会関係者へのPR効果
    今後の課題解決のためには、GTIによる多国間の枠組みを利用することは有効であり、鳥取県の取組を紹介することで協力関係の強化を図る。

5 事業内容

(1)GTI運輸プロジェクト促進専門家セミナーの誘致【GTI事務局事業】 プロジェクトの推進方策について議論する専門家セミナーを鳥取県で開催するもの。
参加者(30名程度)
・GTI運輸部会会員
・GTI運輸専門家グループ
・GTI事務局
    ・その他招待者(関係する研究機関、企業、金融機関、国際組織の代表者)

(2)北東アジアシンポジウム(仮称)の開催【鳥取県事業】
@講演(想定)
【テーマ】GTIの北東アジア輸送回廊プロジェクトと環日本海貨客船航路
【講 師】GTI事務局長

Aパネルディスカッション(想定)
【テーマ】北東アジア地域と日本(境港)を結ぶ新たな輸送ルートの開発など環日本海貨客船航路の新たな可能性について
【パネリスト】有識者(コーディネーター)
        GTI事務局長
        DBSクルーズフェリー社幹部
        民間事業者
        鳥取県知事

6 所要経費 3,038千円

講師謝金                      100千円
パネリスト謝金(4名×50千円)         200千円
同時通訳委託料(セミナー・シンポジウム) 2,738千円

※その他の開催経費(945千円:会場使用料、パネリスト旅費、看板作成料等)については、「環日本海経済交流推進事業(現計予算額30,000千円)」の予算を利用する。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◇第15回東北アジア地域国際交流・協力地方政府サミット(H22.5.26 韓国江原道)
 平井知事がGTIに環日本海貨客船航路を組み込むよう表明するとともに、各地域への協力を求めた。

◇GTI運輸プロジェクト促進専門家セミナー(H22.6.24 韓国釜山)
 商工労働部長がオブザーバー参加し、環日本海貨客船航路をGTI運輸プロジェクトに盛り込むことを提案した。

◇GTI運輸部会創設会議(H22.6.25 韓国釜山)
 GTI運輸部会の活動指針となる「GTI運輸協力プログラム2010-2012」が採択され、サブプログラムの1つに「東海・境港・ウラジオストクフェリー航路」が盛り込まれた。
 2010年12月に開催が予定されている専門家セミナーを鳥取県で開催してはどうかとの提案がなされた。

これまでの取組に対する評価

環日本海貨客船航路がGTI運輸事業サブプログラムに盛り込まれたことで、今後次のような効果が期待される。
・環日本海貨客船航路の認知度やステータスの向上と利用促進
・通関手続などロジスティックスサービスの課題解決に多国間協力の枠組みを利用
・GTIエリアを中心とする北東アジア地域の情報やノウハウの収集、調査の合同実施など

<今後の課題>
 中国北東部−ウラジオストク−東海−境港を結ぶ新たな輸送ルートを開発するための具体的な取組を行っていく必要がある。

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 3,038 0 0 0 0 0 0 0 3,038
保留・復活・追加 要求額 3,038 0 0 0 0 0 0 0 3,038
要求総額 3,038 0 0 0 0 0 0 0 3,038

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 3,038 0 0 0 0 0 0 0 3,038
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0