事業名:
平成22年果樹低温被害緊急対策事業
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農林水産部 生産振興課 果樹担当
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト(A+B) |
従事人役 |
既査定額 |
0千円 |
0千円 |
0千円 |
0.0人 |
補正要求額 |
175,600千円 |
807千円 |
176,407千円 |
0.1人 |
計 |
175,600千円 |
807千円 |
176,407千円 |
0.1人 |
事業費
要求額:175,600千円 財源:単県 復活:175,600千円
知事査定:一部計上 計上額:50,000千円
事業内容
1 事業内容
春期の記録的な低温により果樹の実止まり不良、品質低下の被害が発生し、果樹農家の大幅な収入減が予想される。このままの状態を放置すれば、果樹経営の継続が困難な農家が現れ、産地が縮小し、これまで築いてきた鳥取梨のブランドを維持できなくなる可能性がある。そこで、総合的な支援策を構築し、農家の経営安定と産地復興を図る。
項 目 | 対策名 | 概 要 |
融資対策 | (1)果樹等経営安定資金対策 | 災害にあった農家が果樹等経営安定資金を借りる場合、申請により新規借入分及び既借入分について2年以内の償還猶予期間を設定できる。ただし、経営計画の提出が条件となる。 |
共済支援 | (2)共済金上乗せ支援対策
| 被害にあった農家に支払われる基準生産金額の8割の共済金に対し85%まで一律上乗せ支援を行う。
共済未加入者については、共済加入を条件に対象とする。
※各地区の共済組合に対し補助金の計算処理を依頼するため事務費も併せて計上する。 |
| (3)新規加入促進対策 | 新規に加入する農家に対し、共済掛金の助成(1/3)を行う(債務負担行為)。 |
販売促進 | (4)ワケあり商品販売促進対策 | 今年の低温被害の影響で規格外品や小玉となった梨の中で味の良いものについて「ワケあり商品」として販売する取り組みに対し支援する。 |
防除対策
(6月補正で対応) | (5)緊急防除支援対策 | 実止まり不良による樹体バランスの乱れによる病害虫の多発や樹勢の低下を防ぎ、次年度の梨生産の安定化を図ることを目的として、緊急防除を行う経費について助成する。
(6月議会で補正予算措置済 8,470千円) |
2 要求額
予算要求額(9月補正分) 175,600千円
(内訳)
(1)果樹等経営安定資金対策 現計予算及び[債務負担行為]
(2)共済金上乗せ支援対策 125,600千円
(3)新規加入促進対策 [債務負担行為]
(4)ワケあり商品販売促進対策 50,000千円
(5)緊急防除支援対策 6月補正で予算措置済み
3 各対策の概要
(1)果樹等経営安定資金対策
・実止まり不良となった農家の申請を受けて、新規借入分及び既借入分について2年以内の償還猶予期間を設定する。
・今年の実止まり不良に対する緊急的な措置とする。
※償還猶予期間を申請する農家は経営改善計画を作成することを条件とする。
○予算要求額 0千円
○[債務負担行為]平成23年度から27年度 12,327千円
(2)共済金上乗せ支援対策
春期の低温で実止まり不良となった農家を対象とした支援制度。
果樹共済の制度で基準生産金額の8割までは補てんされるが、果樹農家の経営を支援するため、既加入者及び新規加入予定者に対し、基準生産金額の85%までは一律上乗せ助成する。
○予算要求額 125,600千円
(内訳) ナシ 112,348千円
カキ 12,408千円
事務費 600千円
(3)[債務負担行為]果樹共済新規加入促進対策
災害に強い産地を目指し、平成23年に新たに果樹共済に加入する農家に対し、共済掛金の農家負担の1/3相当額を助成する。
<単位面積当たりの補助金額>
・ナシ:8,083円/10a×1/3≒2,700円/10a
・カキ:6,462円/10a×1/3≒2,200円/10a
<対象面積>
・ナシ:20,706a
・カキ:7,219a
○[債務負担行為]平成23年度 7,200千円
※今年の冬期間に共済加入推進を行うため、今の段階で債務負担を行う。
(4)ワケあり商品販売促進対策
春期の低温の影響で品質が低下し、秀優品から外れる下位等階級の梨の中で味の良い梨をワケあり商品として販売する取り組みに対し支援する。
事業内容
ア 推進事業
生産組織内での選果販売計画の策定や合意形成活動費、
市場関係者・消費者に対する販売促進活動に対し支援する。
各選果場から糖度センサー付き選果場までの横持ち運賃に対し支援する。
(内訳)推進事業費 2,250千円
イ 出荷補助事業
・ワケあり商品として販売した商品の価格と市場出荷した優品及びM品との価格差の1/2を補助する。
事業費=ワケあり商品量×優・M品平均単価との差額
・ワケあり商品を出荷したときに係る選果経費及び資材について1/2を助成する。
(内訳)補助事業費 47,750千円
○予算要求額 50,000千円
財政課処理欄
○果樹等経営安定資金対策(制度要求) 認める
関係者の要望をふまえ、据置期間は1年間とします。
また、対象者を過去5年間のうち最低と最高を除いた3ヵ年平均収入より減収した農家等を対象とします。
○共済金上乗せ支援対策 ゼロ
低温被害による収入確保及び再生産に係る経費確保については、果樹等経営安定資金対策の償還緩和で対応することとします。
○果樹等共済新規加入促進対策(債務負担) 計上
低温被害対策として今回限り実施することとし、果樹等経営安定資金対策と同様、過去5年間のうち最低と最高を除いた3ヵ年平均収入より減少した農家等を対象とします。
○ワケあり商品販売促進対策 計上
低温被害対策として、通常市場出荷しないS玉及び規格外(マル)が増えることに伴う今回限りの単価差補てん及び来年度以降の収入増対策とします。
<支援上限>
基準価格を階級「優」における平成21年度平均単価又は平成22年度平均単価のいずれか低い額と、S玉若しくは規格外(マル)の平成22年度平均単価との差額補てんとします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
175,600 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
175,600 |
追加要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留・復活・追加 要求額 |
175,600 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
175,600 |
要求総額 |
175,600 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
175,600 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
査定額 |
50,000 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
50,000 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |