現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 文化観光局のわらべ館魅力アップ支援事業
平成22年度予算
9月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

わらべ館魅力アップ支援事業

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文化観光局 文化政策課 企画調整担当  

電話番号:0857-26-7839  E-mail:bunsei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 12,947千円 807千円 13,754千円 0.1人
12,947千円 807千円 13,754千円 0.1人

事業費

要求額:12,947千円    財源:単県   保留:12,947千円

知事査定:計上   計上額:12,947千円

事業内容

1 概要


     わらべ館は、本県出身の音楽家を顕彰する県立童謡館と89‘鳥取世界おもちゃ博を顕彰する鳥取市立鳥取世界おもちゃ館の複合施設として、平成7年7月に設置された。
     しかし、設置から15年が経過し、施設設置当初の基本理念に加え、「県民・市民のための施設」、「交流の場」、「地域資源の個性を生かした施設」などの役割を求められるようになったことなどから必要な展示替えを行うものである。

2 経緯


 平成17年度決算審査特別委員会(平成18年9月議会)において、「わらべ館のあり方を総括的に、かつ早急に検討すべきである。」と文書指摘を受けたことなどから、平成19年度に、わらべ館あり方検討委員会を設置し、「今後のわらべ館のあり方に関する提言書」が提出された。
 提案された基本コンセプト及び具体的な提言について、内容及び実現性等を、財団法人鳥取童謡・おもちゃ館(わらべ館の指定管理者)・県・鳥取市の担当者によるワーキンググループを組織し検討を行い、整備案を作成した。

3 展示替えの実施体制


(1)実施主体
 県立童謡館の指定管理者である財団法人鳥取童謡・おもちゃ館が設計から施工まで行う。
(2)財源(県に係るもの)
 財源については、鳥取県立童謡館基金(指定管理料の余剰金積立)を充当し、不足する部分について県が補助金を交付する。
 現在の基金残高:24,101,000円

4 展示替えの基本方針(わらべ館全体)


提言書に示された4つの基本コンセプト(@顕彰する施設、A県民市民のための施設、B交流の場、C地域資源の個性を生かした施設)を実現するために、以下の基本方針により整備案を作成した。
ア 体験コーナーの充実(県立童謡館部分)
○新しい子どもの歌→新:わらべシアター(演奏、実演、上映などができるステージを整備)
○遊ぼう広場(トイポケット(靴を脱いで遊べるスペース)の充実) など
イ 調査研究結果を活用した展示の充実(県立童謡館部分)
○大正の部屋→新:童謡展示室(これまでに収集した資料により、時代を追って童謡唱歌に関する変遷や取組を紹介するコーナーを整備)
○鳥取の音楽家たち(岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の3人に特化したコーナーとする) など
ウ 県民、市民、観光客が楽しめる施設(昭和レトロな雰囲気の演出)(鳥取世界おもちゃ館部分)
○遊部屋(3階)の整備(夕暮れ時の路地裏を再現し、昔の遊びを体験できるコーナーを整備) など

5 要求内容


○県補助金要求額:12,947千円
(単位:円)
全体
経費

負担額
財源
基金
県補助金
36,635,575
23,689,229
12,946,346
90,272,386

負担額
財源
基金
市補助金
53,636,811
23,455,025
30,181,786

    ○展示替え事業費(県専有部分と共有部分のみ計上)

    ※区分欄の「県」は鳥取県専有部分、「共」は鳥取市と持ち分半分ずつの共有部分
    1階
    コーナー名
    (主な整備内容)

    県負担額
    茅葺民家、木造教室
    (唱歌教室などを引き続き実施するための備品の更新など)
    4,263,000
    鳥取の音楽家たち
    (郷土の代表的な音楽家である岡野貞一、田村虎蔵、永井幸次の3人に特化し、関係資料の展示を充実)
    390,000
    現:童謡唱歌の取組
    → 企画展示スペース
    (リピーターを引き付ける展示とするため、常設展示を縮小し、企画展示スペースを拡充)
    1,245,000
    現:大正の部屋
    → 童謡展示室
    (幅広い年齢層に対応するため、大正だけでなく、昭和、平成と時代を追って童謡唱歌の変遷を紹介)
    3,601,250
    現:新しい子どもの歌
    → わらべシアター
    (体験機能を強化するため、誰でも演奏などができるステージを作成)
    5,793,000
    松本英彦コーナー
    (唱歌をジャズ風にアレンジした松本氏のコーナーは、1階全体の調和を踏まえエレベーターの横に移設)
    2,175,000
    小計
    17,467,250
    ※財源(基金充当:7,683,000円、県補助金分9,784,250円
    コーナー名
    (主な整備内容)

    県負担額
    レストスペース
    (休憩できる人数を増やすためイス、テーブル等を追加設置)
    1,165,500
    エントランス
    (館全体の案内板の設置、モニュメントの更新)
    3,218,100
    案内サイン
    (順路、コーナー名、展示物のキャプションを設置)
    750,000
    小計
    5,133,600
    ※財源(基金充当:5,133,600円)

    2階
    コーナー名
    (主な整備内容)

    県負担額
    あそぼう広場、おもちゃ工房
    (子どもに人気のある体験型コーナー“トイポケット(靴を脱いで遊べるスペース)”を拡大)
    4,636,625
    スロープ壁面
    (ポスターを貼る掲示板を整備)
    150,000
    案内サイン(順路、コーナー名、展示物のキャプションを設置)
    300,000
    小計
    5,086,625
    ※財源(基金充当:5,086,625円)

    ○その他経費
    内容
    県負担額
    設計費、管理費など
    8,948,100
    ※財源(基金充当:5,786,004円、県補助金:3,162,096円

6 今後のスケジュール

平成23年のゴールデンウィーク前のオープンを目指して、工程を作成。
時期
項目
22年9月下旬・プロポーザル方式で業者選定
22年10月上旬・議会議決
・(議決後)契約(実施設計、施工)
22年12月上旬・実施設計完了、(展示物等)工場製作
23年2月〜3月・現場工事(わらべ館休館)
23年4月〜・リニューアルオープン

財政課処理欄

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 12,947 0 0 0 0 0 0 0 12,947
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 12,947 0 0 0 0 0 0 0 12,947
要求総額 12,947 0 0 0 0 0 0 0 12,947

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 12,947 0 0 0 0 0 0 0 12,947
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0