1 事業の内容
鳥取市と連携して、「かろいち」エリア全体の魅力アップにつながるように、県有地及び市有地を活用して、共用駐車場として整備し支援する → 21年度2月補正
そして、、国の強い農業づくり交付金を活用して、販売拠点施設整備に要する補助対象経費の1/2を助成するとともに、国の補助対象外となる観光案内、物産展示等整備に要する経費についても県が1/2を助成する。 → 22年度当初
要求
時期 | 項目 | 対象事
業費等
(千円) | 補助率
(考え方) | 負担金
補助金
(千円) |
H21
2月補正
| ○「かろいち敷地内」西側駐車場整備3000u
(県有地1200u、市有地1800u)
・駐車台数79台
・盛土、LED照明6基等 | <事業主体>
鳥取市
35,000 | 県2/5
(面積割、市3/5) | 14,000 |
H22
当初 | <国事業補助対象>
建設費 | <事業主体>
JAグループ 519,043 | 国1/2 | 259,521 |
<国事業補助対象外>
○地域交流施設396uのうち、観光案内・物産展示等関係108uに相当する建設費
○観光PR等関係備品(大型ディスプレイ等) | <事業主体>
JAグループ
20,280 | 県1/2
(国事業並みに支援) | 10,140 |
計 | 539,323 | | 269,661 |
2 支援の必要性
(1)当該施設は、
@ 県内全域のJAグループ等が参画し「食のみやこ鳥取県」を
県内外へPRし推進する拠点施設とするもの
A また、鳥取自動車道の開通を活かして、鳥取県東部の魅力
をアップする誘客施設となるもの
B 県内各直売所の改善・発展につなげるモデル施設となるものであり
本県の主要施策である「食のみやこ鳥取県」を促進し、農業者の所得確保や雇用確保の場となる施設であることから、事業の成功に向けて支援が必要。
(2)しかし、観光案内・物産展示等関係スペースは、強い農業づくり交付金(国庫補助事業)の対象外。
(3)そして、関係者との協議検討の結果、現在の「かろいち」の駐車場となっている西浜土地区画整理組合所有地に建設が決定されたことから、不足する駐車場の確保が喫緊の課題
→ 通常の土日祝日、かろいちエリア全体で400台の駐車場が必要となる見込み。
→ 現状でも、海水浴客の訪れる夏、かにシーズン本番の12月は大混雑の状況。
→ 整備計画では、敷地内で、新設(79台)及び再配置等で263台、敷地外で42台(港湾緑地)の使用が可能となるが、更に、JAグループでは、敷地外の港湾用地等の賃借での確保を検討中。
3 事業の経過
(1)JAグループは、鳥取自動車道の開通を活かした「食のみやこ鳥取県」の魅力を拡大し情報発信する農畜産物等の大型直販施設を建設するために「食のみやこ鳥取県」販売拠点企画推進協議会を組織し、建設に向けて検討を行ってきたところ。
(2)平成21年12月21日、この協議会で、施設整備計画並びに事業計画の概要を合意・決定され、同日、報道関係へ資料提供されたところ。
<推進協議会>
○ 会長 坂根國之 JA鳥取県中央会長
○ JAグループ、鳥取県、鳥取市、鳥取大学、協同組合関係者、商工関係団体、地元関係団体の24団体で構成
○ 平成21年7月14日設立
4 販売拠点施設整備計画及び事業計画の概要
(1)内容
県内全JAが参画し、林業、水産関係、商工団体、産学官等との連携のもとで建設される全国初の農畜産物等の直売施設であり、本県の主要施策である「食のみやこ鳥取県」をPRし推進する中核となる施設。
@ 施設概要
基本コンセプトは、「食」 「観光交流」 「地域活性化」
A 建設場所 鳥取市賀露町西浜「かろいち」敷地内
B 建設主体 JAグループ鳥取を中心とした法人が建設・運営
(平成22年2月〜3月設立予定)
C 概算総事業費 約6億円(建設費、開業・運転資金含む)
D 雇用従業員 約40名(内、正職員5名、パート35名)
E 販売等目標(平成25年度、開業3年目)
販売 870百万円、施設利用客 90万人
(2)建設スケジュール
内容 | スケジュール |
国補助事業要望
(強い農業づくり交付金) | H22年2月〜3月 |
実施設計 | H22年5月〜8月 |
建設開始 | H22年10月〜 |
施設竣工 | 23年2月 |
開店準備 | 平成23年1月〜 |
オープン(開店) | H23年4月〜6月 |