これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<取組状況>
○井手・ため池再生支援事業
本年度はこれまで、県内14地区において保全活動を実施
(内容)
グランドカバープランツの植栽、水路補修他
○井手・ため池イベント開催支援事業
本年度はこれまで、県内10地区でイベントが開催された。
(内容)
ため池を活用したカヌー体験、水路下り、魚のつかみ取り
○じげの農業復興プロジェクト支援事業
本年度、実際に集落に出向き、集落座談会を開催すると共に、集落実態を住民と共有し、次の取組の検討に役立てるためのアンケート調査を行った。
集落座談会の開催13集落、集落調査アンケート配布40集落
○農山村ボランティア
19の農山村集落において、ボランティア派遣を行った。
(支援内容)
・竹の伐採、稲刈、草刈、イノシシ柵の設置、水路清掃等
<現時点での達成度>
・井手・ため池再生支援事業:14地区
・井手・ため池イベント開催:10地区
・じげの農業復興プロジェクト:13集落
これまでの取組に対する評価
<自己評価>
○井手・ため池再生支援事業
身近な用水路において草刈り労力の軽減と、景観形成を兼ねたグランドカバーの取組や、水路補修作業など、地域住民が主体となって行う協働作業による保全活動が行われることで、協働活動についての理解が深まったと共に、住民自身も保全するための技術を体感することにつなげることができた。
○井手・ため池イベント開催支援事業
子供も参加した、ため池を利用したカヌー体験や、水路下りなどのイベントを開催し、土地改良施設の重要性についての啓発ができた。
○じげの復興プロジェクト支援事業
これまで、市町と共に集落座談会やアンケート調査を実施したことにより、概ね10年後において想定される耕作放棄地の発生状況や、後継者として予定している方の農作業機械経験の必要性など、住民自身すら気が付かなかった地域実態を啓発することにつながった。
○農山村ボランティア
集落住民だけでは解決困難な水路清掃や、竹林伐採などへボランティアを派遣し、地域住民の活力向上に役立った。
<改善点>
これまでの再生支援事業の内容は、地域外住民を招いて一緒になって行うイベントとして実施したい場合などの際には使い勝手が悪いとして住民からの指摘も受けていることから、より一層使い勝手のよい補助金として、制度を改正することが必要。