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水産振興局 水産課 とっとり賀露かにっこ館
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト
(A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
| 22年度当初予算額(最終) |
52,733千円 |
587千円 |
53,320千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
| 22年度予算要求額 |
52,733千円 |
587千円 |
53,320千円 |
0.1人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額：52,733千円 財源：単県 復活:52,733千円
知事査定：計上 計上額:52,733千円
事業内容
１ 事業概要
◆かにっこ館は、平成１５年８月の開館以来６年が経過し、ハード面に関する様々な運営上の問題点が生じていること（体験実習室の狭隘化、水槽展示スペースの不足、ふれあい水槽の混雑、屋外タッチングプールの低利用、倉庫スペースの不足）。
◆今後とも安定的に来館者を確保していくためには、来館者ニーズに的確に対応した魅力向上対策が必要なこと（年間入館者数18～20万人）。
◆鳥取市の代表的ジオスポットでもあることから、山陰海岸の世界ｼﾞｵﾊﾟｰｸﾈｯﾄﾜｰｸ加盟に向けての更なる機運醸成への貢献。
以上のことを考慮して、問題点の解消と併せ新たな魅力創出が
可能な施設増築等に取り組む。
２ 要求内容
（１）体験実習室の拡張（約５２㎡増築） ３７，７２８千円
狭隘化の解消並びにＪＡグループの販売拠点施設等との相互連携を考慮し北側ガラス窓に出入り可能な開閉扉を設置する。
（２）水槽展示スペースの確保 １，０１９千円
来館者のニーズに応えて体験実習室の一部（西側壁面）に水槽設置スペースを設け、循環式水槽（３台）を設置する。
（３）ふれあい水槽の増設・周辺床面の滑り止め対策
ふれあい体験の混雑解消を図るため、ふれあい水槽を増設（1.5m×1.5m １台）し滑り止めマット敷設エリアを拡大する。
（４）タッチング・ジオプールの造成 ３，１７０千円
屋外のタッチングプールを山陰海岸をモチーフとしたジオプールに造り替えて新たな魅力を創出し、より一層の活用を図る。
（５）屋外倉庫の規模拡大（約２０㎡増築） ３，１４１千円
水槽等備品の寿命延長、安全対策（収納物の落下防止）などを考慮し屋外倉庫を増築する。
（６）平日の体験イベント実施
今後、体験実習室の増築、ＪＡグループの販売拠点施設整備を見据えたソフト面の更なる充実が不可欠であることから、新たな魅力づくりの一環として、平日の体験イベント実施に取り組むため、臨時的任用職員１名を雇用する。（→緊急雇用創出事業）
３ 所要経費
区 分 | 内 容 | 経費（千円） |
| ・建築工事 | ・体験実習室増築、倉庫改修等 | ２７，６６５ |
| ・電気設備工事 | ・電灯設備、ｺﾝｾﾝﾄ設備、幹線・
動力設備、火災報知設備等 | ４，５３２ |
| ・機械設備工事 | ・空調設備、給水・海水他設備、
排水設備等 | ８，６７２ |
| ・水槽新設等工事 | ・ふれあい水槽増設、既存床改
修、ﾀｯﾁﾝｸﾞ・ｼﾞｵﾌﾟｰﾙ造成等 | ５，７２９ |
| ・実施設計費 |  | ５，１１６ |
小 計 | | ５１，７１４ |
| ・備品購入 | ・水槽（３台）、水槽関連設備 | １，０１９ |
合 計 | | ５２，７３３ |
４ 施設増築等スケジュール
時 期 | 項 目 |
| Ｈ２２年 ４月～ ５月 | 実施設計発注準備 |
| Ｈ２２年 ６月 | 設計発注、委託契約 |
| Ｈ２２年 ６月～ ８月 | 実施設計 |
| Ｈ２２年 ９月～１０月 | 工事発注準備 |
| Ｈ２２年１１月 | 工事発注、請負契約 |
| Ｈ２２年１１月～Ｈ２３年３月 | 工事施工（3月末完了予定） |
| Ｈ２３年 ２月～ ３月 | 備品購入 |
５ 事業の効果
○体験実習室拡張、ふれあい水槽増設等
ＪＡグループの販売拠点施設等との相乗効果により賀露地域全体の更なる賑わい創出。
○水槽展示スペース確保・水槽等整備
山陰海岸をＰＲする企画展示なども可能となりマスコミ等の注目度もアップし、ジオスポットとしての認知度が向上。
○タッチング・ジオプール造成
山陰海岸の世界ｼﾞｵﾊﾟｰｸﾈｯﾄﾜｰｸ加盟に向けた支援効果と併せ、ジオスポットとしての魅力強化も可能。
○屋外倉庫増築
備品等の寿命延長による経費節減、収納場所確保による事務室の印象改善・より安全な職場環境づくりが可能。
６ 総務部長査定結果
ゼロ査定
〈理由〉
・改修による集客効果が不明
・増築による利活用策や増築経費に対する財源対策等を再検討
７ 復活要求理由
○開館後既に６年が経過、新たな魅力を付加することで地域全体の更なる魅力向上につなげていく。
○多くの来館者からの多様な二ーズにできる限り応えることで、来館者を安定的に確保。（地域全体の賑わい創出・維持）
○ジオパークに関連した水産情報発信拠点しての役割を担うことで、山陰海岸の世界ｼﾞｵﾊﾟｰｸﾈｯﾄﾜｰｸ加盟に向けて更なる機運醸成に貢献。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈施策目標〉
◆県内外での認知度向上
◆賀露周辺施設等と連携した地域の活性化
〈取組状況〉
◆入館者
・H18:194千人、H19：190千人、H20:183千人で近年はやや減少傾向
・H20年5月25日に開館以来4年１０ヶ月で入館者100万人を達成
◆生物飼育（H20）
・カニ：約55種類1,600匹 ・魚類：約60種類500匹
・その他：約35種類400匹
※地元の身近な魚や栽培漁業対象魚種を紹介した企画展示を行うな
ど、水産振興に資する水産情報の発信に努めた。
◆イベント開催実績(H20)
・開催日数：延べ119日 ・参加者数：延べ14，802人
※移動ミニ遊園地を開催するなど芝生広場の有効活用を図った。
（民間のイベント業者との連携）
◆出前かにっこ館実績（H20)
・養護学校等：８箇所 ・小学校出前事業：３校 ・その他：５箇所
※大阪で開催されたイベントに参加し松葉がに及び鳥取のPRを実施
（賀露地区の民間企業と連携）
〈達成状況〉
◆平成21年9月末現在の入館者数は127，676人に達し、H19、H20同期
に比べやや増加（H20年比：114％増、H19年比：106％増）
※高速道路料金の週末割引、世界砂像フェス等外的要因の影響あり
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
◆かにっこ館では入館者目標を年間２０万人と設定しているが、平成
１６年度に２１万３千人を記録して以降、１８～１９万人台で推移
（更なる集客対策が必要）
◆２０年度は原油高、不景気の影響などもあって、１８３千人と開館以
来最少の入館者に留まった。
（外的要因に左右されない新たな魅力づくりが急務）
◆平成２１年度は開館６年目を迎えたことから、魅力向上対策の一環
として飼育管理を委託している栽培漁業協会職員を１．５人に増員
（従来は１人）した結果、展示の充実、飼育生物の変調発生時の迅 速な対応、生物採集の回数増等従来なかなか実施できなかった取 組も可能となるなど一定の成果が見られた。
〈改善点〉
◆飼育技術の向上、展示バリエーションの増加、イベントの充実等を
図るため、ソフト、ハード面のリニューアルに備えた準備体制の構築
に努めた。
〈今後の展開〉
◆来館者の満足度を更に高めていくためには、アンケート結果からも
明らかなように展示・ふれあい体験の充実、バリエーションのあるイ
ベント実施などが求められている。
そのためには、隘路となっている問題点の早期解消にもなり、かつ、
より一層の魅力向上が期待できる対策として、施設増築が最も有効
工程表との関連
関連する政策内容
新たな魅力創出（施設の拡充）
関連する政策目標
県内外での認知度向上、賀露周辺施設等と連携した地域の活性化
財政課処理欄
倉庫を除く施設整備については、財源として宝くじ施設助成を充当します。
要求額の財源内訳(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 復活要求額 |
52,733 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
52,733 |
| 追加要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
0 |
0 |
| 保留・復活・追加 要求額 |
52,733 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
52,733 |
| 要求総額 |
52,733 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
52,733 |
財政課使用欄(単位：千円)
| 区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 査定額 |
52,733 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
49,592 |
3,141 |
| 保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |