1 財政課課長査定
要求額 16,730千円 → 査定 ゼロ
査定理由:現状の通行において特に問題はなく、LEDを設置する
必要性は低いと考えます。
2 部長復活理由
LED照明灯は、蛍光灯にくらべて消費電力が少なく二酸化炭素排出量を減らせるエコ商品として、一般照明用として広がりつつある。
そこで、鳥取県の地球温暖化対策に寄与できると考えられ、年間電気料金削減費が多く、利用頻度の高い地下道3箇所の整備を行う。
3 事業内容
○非常灯を除く蛍光灯・水銀灯をLED照明灯に取替える。
4 事業の背景・目的
○当該箇所は、通勤・通学・旅行者の方が多数利用されるため
「安全で安心な地下道」の確保は必要。
○蛍光灯の長期使用による照度低下がなく、地下道利用者が
安心して通行できるよう確保。
5 事業の効果
○消費電力が蛍光灯の約40%程度でランニングコストの経費削減
が可能。また、灯具の寿命も約3倍程度と維持管理の効率
化につながる。
○『鳥取県版「経済成長戦略」素案』(平成21年11月:商工労働
部)において、LED関連会社の立地・新製品の研究開発を支
援し、戦略的に推進する動きがあるなか、県内に供給事業
を増やすことにより成長戦略を支援できると考えられる。
6 所要経費
LED蛍光灯(177本)、LEDスクエアライト(6台): 8,240千円
7 二酸化炭素削減量・年間電気料金削減費
地下道名 | 二酸化炭素削減量 | 年間電気料金削減費 |
1 駅前地下道 | 8.63トン/年 | 388,000円 |
2 糀町地下道 | 4.56トン/年 | 205,000円 |
3 三柳中央地下道 | 2.15トン/年 | 97,000円 |
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合 計 | 15.34トン/年 | 690,000円 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
地下道の照明灯は玉切れ時に交換しているが、玉切れまでに照度低下があり、地下道内が暗く利用者の方に不安感を与えている。
これまでの取組に対する評価
LED照明灯は、蛍光灯より寿命が約3倍以上で照度低下もなく、維持管理の経費削減及び安全で安心な通行を確保できる。