1 事業の内容
米子港野積場へ緑地帯を設置し、防風対策や景観の向上を図るもの。
【緑地帯の概要】
〔規模〕延長236m(35m×2区画、50m×2区画、33m×2区画)
幅3m
〔樹種〕中木(モチノキ(高2m))162本
低木(ハマヒサカキ(高0.6m))594本
2 所要経費
舗装撤去処分費、樹木費・植樹作業費等 計=9,850千円
3 事業の目的
【周辺の企業との関わり】
野積場周辺に立地する企業への配慮により、建設骨材置場の柔軟な配置の実現を図る。
【野積場の利用促進】
景観の向上(=イメージUP)により、多様な用途の利用を促進。
【安全管理】
臨港道路から舗装野積場へ出入りできる場所を限定することにより、秩序ある車両往来となり事故の危険性を軽減。
4 事業の背景
【周辺の企業との関わり】
○米子港野積場は、現在、一部を建設骨材(砂利・砕石等)の置き場として使用。
○この野積場の周辺には、企業が多数立地。(工場建設(増設)を構想している企業もあり)
○以前から、この建設骨材置場の使用に対し、周辺の企業から飛砂等の苦情あり。
→このため、野積場の建設骨材置場の使用については、現在使用している箇所の移動や拡大は困難。
【野積場の利用促進】
○舗装野積場のうち、現在、建設骨材置場の使用箇所以外については、利用が低迷。
→このため、多目的な用途の利用を促進したい考え。
〔多目的用途の例〕
・臨時駐車場
・イベント等の会場(物販・展示会など)
・スポーツ会場(ブローカートの打診あり)
○なお、野積場とは別に、現在、米子港再生プロジェクトチーム(西部総合事務所内)において今後の再整備や利活用を検討している区域あり。
【安全管理】
○現在は、舗装野積場と臨港道路を遮断するものが無いため自由に(無秩序に)車両が出入りしており、事故の危険性が高い。
→このため、港湾管理上、対策が必要。