これまでの取組と成果
これまでの取組状況
親魚確保
県内河川より約240尾を採取し親魚として養成している
種苗生産
平成20年度は約1200尾を生産した。問題は卵期のカビで、孵化までの日数が長い魚種なので、カビで死ぬ卵が多い。
養殖試験
関金のカジカ養殖業者に飼育を依頼、同時に試験場でも試験を実施している。関金のカジカ養殖場は水温が低いためか、成長が芳しくない。
これまでの取組に対する評価
天然からの親魚は餌付きがあまり良くないので、種苗生産から育てた魚を親魚に使用する方法を試してみる必要がある。
種苗生産は卵カビ以外はあまり問題がないが、飼育に海水を要するため、養殖業者個人での種苗生産は現実的ではなく、何らかの供給方法(試験場・協会)を考えていく必要がある。