これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈施策目標〉
◆県内外での認知度向上
◆賀露周辺施設等と連携した地域の活性化
〈取組状況〉
◆入館者
・H18:194千人、H19:190千人、H20:183千人で近年はやや減少傾向
・H20年5月25日に開館以来4年10ヶ月で入館者100万人を達成
◆生物飼育(H20)
・カニ:約55種類1,600匹 ・魚類:約60種類500匹
・その他:約35種類400匹
※地元の身近な魚や栽培漁業対象魚種を紹介した企画展示を行うな
ど、水産振興に資する水産情報の発信に努めた。
◆イベント開催実績(H20)
・開催日数:延べ119日 ・参加者数:延べ14,802人
※移動ミニ遊園地を開催するなど芝生広場の有効活用を図った。
(民間のイベント業者との連携)
◆出前かにっこ館実績(H20)
・養護学校等:8箇所 ・小学校出前事業:3校 ・その他:5箇所
※大阪で開催されたイベントに参加し松葉がに及び鳥取のPRを実施
(賀露地区の民間企業と連携)
〈達成状況〉
◆平成21年9月末現在の入館者数は127,676人に達し、H19、H20同期
に比べやや増加(H20年比:114%増、H19年比:106%増)
※高速道路料金の週末割引、世界砂像フェス等外的要因の影響あり
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
◆かにっこ館では入館者目標を年間20万人と設定しているが、平成
16年度に21万3千人を記録して以降、18〜19万人台で推移
(更なる集客対策が必要)
◆20年度は原油高、不景気の影響などもあって、183千人と開館以
来最少の入館者に留まった。
(外的要因に左右されない新たな魅力づくりが急務)
◆平成21年度は開館6年目を迎えたことから、魅力向上対策の一環
として飼育管理を委託している栽培漁業協会職員を1.5人に増員
(従来は1人)した結果、展示の充実、飼育生物の変調発生時の迅 速な対応、生物採集の回数増等従来なかなか実施できなかった取 組も可能となるなど一定の成果が見られた。
〈改善点〉
◆飼育技術の向上、展示バリエーションの増加、イベントの充実等を
図るため、ソフト、ハード面のリニューアルに備えた準備体制の構築
に努めた。
〈今後の展開〉
◆来館者の満足度を更に高めていくためには、アンケート結果からも
明らかなように展示・ふれあい体験の充実、バリエーションのあるイ
ベント実施などが求められている。
そのためには、隘路となっている問題点の早期解消にもなり、かつ、
より一層の魅力向上が期待できる対策として、施設増築が最も有効