これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<変遷>
昭和36年度:県単独事業として制度創設
平成9年度:専修学校枠追加
平成13年度:鳥取環境大学枠追加(+10名)
平成14年度:貸与枠拡充(+20名)
平成18年度:他の有利子奨学金との併給可能へ
<取組>
(平成20年度)
・予約募集における校種区分別採用枠の一本化
(平成21〜22年度)
・在学募集を廃止し、全採用枠を予約募集に変更
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
大学等への進学率は年々上昇している(平成21年3月卒業者:53.9%)一方、大学生の約3割が何らかの奨学金を利用している。完全失業者数の増加など、厳しい経済・雇用情勢下において、奨学資金等の修学支援策は不可欠である。
鳥取県育英奨学生の募集は、今まで大学等への入学後(在学募集)を中心に行ってきたが、貸付時期が7〜8月となってしまうため、入学前後に掛かる経済的負担を軽減することができていない。日本学生支援機構奨学金も同様の状況である。
このような現状の中、安心して大学受験に向かっていけるよう、県大学等奨学金は予約採用制へと移行していくことが必要。
<評価>
採用枠をすべて予約採用にすることで、より多くの者が無利子奨学金の予約内定を受けることができるとともに、大学等入学後早期(5月下旬)に奨学金を借受できるため、安心して大学等進学を目指すことができる。