現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成22年度予算 の 生活環境部のツキノワグマ接近警戒システム整備モデル事業
平成22年度予算
11月補正予算 一般事業  知事要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:狩猟費
事業名:

ツキノワグマ接近警戒システム整備モデル事業

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生活環境部 公園自然課 自然環境保全担当  

電話番号:0857-26-7872  E-mail:kouenshizen@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 0千円 0千円 0.0人
補正要求額 4,725千円 807千円 5,532千円 0.1人
4,725千円 807千円 5,532千円 0.1人

事業費

要求額:4,725千円    財源:単県   復活:4,725千円

知事査定:計上   計上額:4,725千円

事業内容

1.復活要求の内容

放獣するツキノワグマに装着した発信器からの電波を察知し、その個体の位置を特定して地域住民にその情報を随時提供するシステムを構築する。

    (1) 経費内訳
    項 目
    要 求 額
    内 容
    委託費
    4,725千円
    ・機材購入経費
    ・システム開発経費
    合 計
    4,725千円
    (2) 年度別支出内訳
    年 度
    支出予定額
    H22
    4,725千円
    H23
    2,940千円
    7,665千円

2.復活要求の理由

ツキノワグマの捕獲・放獣は例年5月頃から始まるが、この時期に先駆けて、予め接近警戒システムの構成を検討したうえでシステムの機器整備を行うことで、より早期かつ有効なシステム開発が可能となる。
このため、11月補正予算により、年度内から開発作業に着手したい。

3.事業の背景

○平成19年度に策定した「鳥取県ツキノワグマ保護管理計画」
    に基づき、希少野生動物であるツキノワグマの捕獲された個体を、麻酔処置して奥山に放獣している。

○放獣個体の追跡は、個別に追跡調査を行い位置特定を行っ
    ているが、その情報は随時把握できるものとなっていない。

○クマの出没が常態化している地域は、特に放獣個体の回帰に
    よる再被害を懸念しており、放獣クマの出没情報の提供を求めている。

○平成23年度もクマの異常出没が懸念され、放獣個体の動向を
    いち早く察知する必要があることから、接近警戒システムの開発が急がれる。

4.事業実施の効果

○放獣個体の位置情報把握の簡便化
○住民の安全・安心の確保===人と動物の共生

○放獣に対する住民の理解===希少動物の保護

5.総務部長査定結果

(1) 査定結果  ゼロ
(2) 査定コメント
住民の不安解消、実用化コストを考慮した場合にシステムの有効性が認められません、システムについて再検討してください。なお、クマ対策については今年度実施する調査の結果や地域住民の声も踏まえた上で、保護管理計画の見直し等に併せ検討を行ってください。

※位置情報把握のための各手法の特徴


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成19年度に「ツキノワグマ保護管理計画」策定
・保護管理計画の「段階的対応」に基づき、学習放獣を実施
・追跡調査員による放獣個体の位置情報把握と市町村への情報提供
・遭遇回避総合対策補助金により、遭遇回避、侵入防止、出没対応の支援
・生息状況調査を行い、保護管理計画を検証

これまでの取組に対する評価

・殺処分の減少により、絶滅が危惧される東中国山地個体群の保全に寄与
・今年度のクマ大量出没や人身被害の発生により、クマが生息する地域の住民の不安が高まっており、保護管理計画の見直しを含めてツキノワグマ被害対策の充実が求められている。

財政課処理欄

研究開発の委託に当たっては、プロポーザル方式などにより広く提案を募り、中山間地の小規模集落への普及を想定した価格帯になるようシステム開発を進めてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 4,725 0 0 0 0 0 0 0 4,725
追加要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留・復活・追加 要求額 4,725 0 0 0 0 0 0 0 4,725
要求総額 4,725 0 0 0 0 0 0 0 4,725

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
査定額 4,725 0 0 0 0 0 0 0 4,725
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0