1 気象情報細分化に伴う一斉FAXシステム改修事業
気象台が発表する気象に関する注意報・警報が平成22年出水期(5月24日)から市町村単位となり、送信方式がXML(タグにより情報を付加する形式)に変更され、必要なシステム改修を行ったところである。しかしながら平成22年度出水期は注意報・警報のみがXML化された。その他の気象情報(震度情報等)は22年度中に順次XML化されるため、市町村等に送る一斉指令システムを、22年度末からXML情報に合わせるソフト改修を行う。
2 無線中継所鉄塔塗装(調査委託)
昭和40年代に整備した無線局舎及び平成3年に整備した鉄塔が老朽化したため、調査を実施し、営繕計画を行うもの。
県防災行政無線は災害及び通常業務に利用するため、県内15箇所の無線局を中継し構成されている。
このうち無線局舎は昭和40年代に整備されクラック、コンクリート剥離等が見受けられるため、調査を実施し必要な修繕を計画する。
また鉄塔は平成3年に整備されたが、今日まで塗装等を実施していないため錆びによる影響が懸念される。このため、塗装等必要な修繕を計画し、施設の延命及び強風等に伴う倒壊を未然に防止するもの。
3 所要経費
(1)気象情報細分化に伴う一斉FAXシステム改修事業
一斉指令システムのソフト改修費 7,991千円
(2)無線中継所鉄塔塗装(調査委託)
1 局舎及び鉄塔老朽化調査費
12,096,000円(12局舎分)
※補助中継局(3局舎)は直営にて調査実施。
【以下参考】
2 詳細設計委託費
3,621,000円
3 工事監理業務委託費
2,510,000円
4 鉄塔塗装工事費
77,006,000円