県内直売所での農産物販売は近年順調に伸び、新しいマーケッ
トとして農家に大きなビジネスチャンスが生まれている。
今後の「食のみやこ鳥取県」の実現のために、県農業が目指すべ
き一方向として益々重要なものとなっている。
この動きをさらに加速化し、県内はもとより県外にも販路拡大を
行う市場外流通の取組を「食のみやこ鳥取県」を支える新たなビジ
ネスモデルとして構築することが急務である。
そこで、これまでの認定農業者等が行うチャレンジプランへの
支援に加え、新たに、各地域で退職帰農者、新規就農者、女性グ
ループなど様々な担い手が新規作物導入や加工を行い、市場を通
さない流通販売を実践する取組に対して市町村と連携して支援す
る。
<参考>事業のイメージ図
事業内容 | ・ソフト事業……市場外流通を進めるための生産、
加工、販売に必要な研修会、商品開発、販路
開拓等の取組。
・ハード事業……施設化、機械化、農産物加工の促
進を図って、市場を通さない直売による販売額
向上を目指そうとする意欲ある農業者等
を支援する。 |
事業主体 | 直売等市場を通さない流通販売による販売額を3
年後に5割向上(販売額目標の下限はおおむね
100万円とする)を目指そうとする意欲ある農業者、
農業者グループ、農業者に施設等のリースを行うJA
等(ただし、チャレンジプラン支援事業の対象となり
得るものは除く) |
補助対象 | ビジネスプランの実践に必要な研修会等の経費、
農業機械・施設及び加工製造機器類の導入経費
で、市町村が必要と認めるもの。
※トラクター、軽トラック、乗用田植機、コンバイン、
米用乾燥機は対象外。 |
補助率 | 市町村が補助する額の1/2以内。
ただし、県補助率は補助対象事業費の1/4を上 限とする。 |
補助要件 | ・1戸当たり補助対象事業費2,000千円を上
限とする。 |
事業実施期間
平成22〜24年度