これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取県立鹿野かちみ園・鹿野第二かちみ園は、当初は県立施設として昭和41年以来、知的障がい者の方が入所し、その方々に対し、自立と社会経済活動を促進する観点から、保護並びにその更生に必要な指導及び訓練を行ってきて、入所者の自立と利用者の処遇の向上に努めてきた。
平成16年度〜平成17年度にかちみ園及び第二かちみ園を改築し、
平成18年度から鳥取県厚生事業団が指定管理者として運営し、平成21年度に再度更新し、平成25年度末まで協定を結んでいるところである。
なお、同園で使用している備品については、改築前のものをそのまま改築後も使用し、老朽化してきているものがある。
また、平成22年1月1日より、旧制度における知的入所更生施設から、障害者自立支援法(現行制度)上の障害者支援施設に移行した。
これまでの取組に対する評価
福祉サービス第三者評価において、地域に根ざした運営、利用者尊重のサービス提供などが高い評価をされている。
施設の維持管理、地域との交流等においては、適切に行われているが、県立施設としての役割の一つである、強度行動障がい者や要介助高齢知的障がい者等に対する県下の知的障がい者施設の処遇モデルとしての先駆的な役割を、さらに進める必要がある。